生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。
お父様に向かう望の心情をもたせてください
「父の祈り (希望編)」(1959年3月22日)
お父様!
イエス様がこの地に来られて、真理をお知りになったその日からもたれた彼の願いは、日がたてばたつほど、家庭を越え、民族を越え、国家を越え、世界を越え、無限なる霊界まで越えてお父様と一体とならなければならないということであり、またすべての初めも終わりも、お父様と共に動じなければならなということをお知りになり、難しい道、悲しい道、十字架の道を意に介さず行かれたということを私たちはよく知っています。お父様!私たちの目の前に見えるすべてのものは美しいようですが、それらはただ単に私たちと共に過ぎていく現象にすぎないということを、私たちが悟るようお許しください。
私たちがよいと思い、私たちが信じ、私たちがよりどころにした世の中の一切は、私たちの心の世界と永遠の望みの世界には助けにならないということを知っていますので、お父様、このすべてのものを捨て、ただお父様を中心とした望みが私たちの生命全体となるよう許諾してくださり、生涯のすべてとなるよう許諾してくださいますことを切にお願い申し上げます。
お父様のために生き、お父様に向かう望みが、私たちのどのようなものよりも一層貴重であり、私たちの生命よりも一層貴重でありますので、それを捕まえ、闘っていく者にならなければお父様の 息子・娘になれないという事実を私たちは知っています。死の峠 までもあざ笑い、越えて立つことのできる強い望みを私たちに許諾してください。
それが望みとしてだけ終わるのではなく、この望みに燃える衝撃の心が一層強くなるよう許諾してください。
そうして、その心と体がこの道に向かって走り得る息子・娘となるよう許諾してくださいますことを切にお願い申し上げます。
お父様のために生きようとする望みの一念が強い者でなくては、死の道まで越えることのできる望みをもった者でなくては、あなたが信じることができないという事実を、私たちが悟るようにしてください。今日私たちの望みは、数年間もっていて途中でやめる望みではなく、永遠に捕まえていくべき望みであることを知り、ひいてはその望みがなければ生きがいがないということを悟る息子・娘となるよう許諾してくださいますことを切にお願い申し上げます。お父様!私たちがお父様を思えば思うほど、お父様が慕わしくなる望みの心情、お父様の生命を慕う望みの心情、お父様の愛を慕う望みの心情をもつよう許諾してくださいますことを 切にお願い申し上げます。
そうして、お父様の約束とともに祝福を受けることのできる息子・娘として立てられる時まで、切実なる望みの心を私たちの生涯路程から、生活から奪われないようお許しください。
数多くのサタンたちがこれを奪うために、私たちを侵犯していることを知っていますので、あなたが許諾なさった望みの心を終わりまで捕まえ闘って、お父様のみ前に栄光を帰し奉ることのできる息子・娘となるようお許しくださいますことを切にお願い申し上げます。最後に残された戦場でお父様の望みを捕まえ、サタンと闘って勝利し、お父様のみ前に栄光を帰し奉ることのできる息子・娘となるよう許諾してくださいますことを心からお願い申し上げながら、すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
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