生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。
イエス様の最後と我々の覚悟
1965年1月31日
(祈祷)
天の父よ、貴方に対して本当にこうして、子である事を知りました。どうか父よ貴方の涙の色もわかり、その味わいもわかりたいのです。貴方の流す涙と汗のそのつらさがほしいんです。貴方が心情をしぼり、今まで歴史を動かして来られたその苦労の心情がほしいんです。貴方のお顔がほゝえむその理想のお顔がほしいんです。宝座におつきになって、天宙を勝利の権威でもって命令するその堂々の意気と体がほしいんです。そうして神の根源の本心でもって全宇宙を懐にいだき、神御自身が満足しえるその基台と、その条件を適え得る人が慾しいんです。
父よ、今我々統一教会の、神の為に備え神の為に死ぬ境地を耐えて行くその可憐な群たちを貴方は必強としていらっしゃることを知りました。そういう道を行かなければ神御自身におきましても、また、ノアにかなった位置に立つことが出来ないことを知らされました。あなたはかつての神の最高の願いを適えんが為にイエス様を、この地に送られましたけれども、イスラエル民族がその使命を全うしないで、十字架に追いやり、罪のなかに、今までの歴史は、その悲しみの歴史として延長して来た過去の先祖達の罪を許して下さい。若し日本において過去に、許す事の出来ない罪がありましたら、この日本の統一教会の家族達の涙と汗と血の苦労を、よみして許して下さい。
アブラハムに義人が十人あれば、貴方は許されると約束なさいました。その如くこの国の中に、百名の天に対する忠誠を誓う人があれば、この日本の将来に、新しい方向を現わし約し給う貴方であることを知っております。我々は手を握り心を固めて、天に向って立ち上りました。神の為に立ち上りこの日本を背負って、世界の何処までも行く天の勇士として、その目的を達せんが為に、今こゝに訓練しております。この訓練の立場において、神自身が認め訓練される人達が信じるならば、世界何れの処にも、この民族を先に立たせて下さる事を、神にお願い申し上げます。
父よ殊に今までの歴史上に、悲惨なる道を辿って来た、東洋文明圏に包まれている全ての人民を愛し給え。物質文明であり、外的文明である西洋文明の前に、東洋文明圏内では物的外的条件の総べてが失われております。しかし外的全てのものは、内的位置において主管されなければならなか原理により、やがて西洋文明は、東洋の道に近ずけば近ずく程、逆に全てを失わなければならない。東洋の内的精神文明に跪いて頭を下げなければならない運命の時代になって来るというこの現実において東洋のみではなく宇宙に対処して、宇宙を中心として、統一の責任分担をなさんが為に我々を、この東洋の一角に立たせ給うたことを感謝いたします。どうか神の声により全ての人類において、サタンの束縛に懊悩(おうのう)し今しのびつゝ嘆いている人類を、我々の手によって、我々の血と涙と汗を通して、救いの道をたどらせ給うよう、力づけ、そして決心と勇気をさずけ給え…… アーメン
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