生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。
エネルギー補給源は海にしかない
環太平洋摂理 P.30
海の資源がどれほど膨大かといえば、この陸地は問題になりません。今後の燃料問題を考えるとき、油類燃料や石炭燃料、電気燃料を中心とした時代は 過ぎ去ります。電気も限界があります。今やエネルギーの補給源は海にしかありません。水素を開発する道しかないのです。
今後は海、水を主管しなければなりません。そのような思想をもてば世界を主管するようになるのです。水が一番重要です。ですから、私が霊界に行く前に、大きな地域を中心として水を主管する事業に着手しておかなければなりません。それで、せっせと多くのみ言も語っているのです。私が話しておけば、後孫たちが成し遂げるだろうと思っているのです。
海の世界は誰のものですか。今後、海洋の世界はとても高価になることでしょう。明洞よりも高くなるのです。早いうちに海洋地域をすべてつかまなければなりません。ここから3キロ以内の水のある所を握る人が、世界をリードするだろうと思っています。そのような時代が来ると思っています。
海を占領しなければなりません。海は誰のものですか。神様のものです。その次には真の御父母様のものです。その次には私のものです。すべてが私のものです。「自分のものだ」と言ってこそ、よりうれしいのではありませんか。海と川の水がこの世界の生命圏を左右しています。海は、雲を生成して陸地に雨を降らせるので、生命を左右しているのです。
若い人たちは海に関心をもたなければなりません。ここにいる皆さんの中から、海で事業をすることができる責任者も出てこなければなりません。先生が大西洋に行って24時間そのことをするのも、海を愛したという伝統を立てるためです。
先生は海への関心を生涯もち続けてきました。大洋的運勢が来るからです。ですから、皆さんも海に関心をもたなければなりません。
海洋事業は有望性があります。私には明確な概念が定立しています。ゆえに、私は「人類のために海へ行きなさい」と宣言するのです。
アメリカが豊かに暮らそうとすれば、若者は海へ行くべきだという風潮をつくらなければなりません。そのようになれば、国家の新しい未来像が開拓されます。その時は、皆さんが責任者になって、陸地にあるすべての工場を逆に引き継ぐのです。陸地にある生産工場は、門に錠が掛かるようになっています。個人の利益を追求してきた工場は滅びるのです。私たちは、国家の利益を追求する工場を営むので、国と協力して世界のために進んでいくのです。国家の支援のもとで、いくらでも発展することができるのです。
現在、アメリカにおける産業分野はすべて軌道に乗っています。すべて定着しています。唯一アメリカに残っているものは、陸地のすべての資源よりももっと膨大な基盤である海洋分野、すなわち水産業の分野です。それがアメリカでは完全に没落状態に入っています。それがどれほど膨大な資源か考えてみてください。海洋事業をする人は、大洋の中に隠されたすべての資源を掌握することができる後継者です。3分の1は陸地で、3分の2は海洋なので、3分の2の資源が海洋に埋もれているのです。ですから、このようなことを計画し、将来これを管理して主管することができる運動とは、どのような運動でしょうか。それは、海洋事業を行って世界的組織をもった基盤と、思想的に世界的組織をもった基盤、この二つしかないと思うのです。
海洋都市が疲弊すれば、その国の経済も疲弊するようになっています。アメリカは、資源をもってその海洋都市を世界と連結させることができる基盤をもっているにもかかわらず、それをなすことができなかったので、アメリカ政府は緊急措置を取らなければならない段階に入ってきているのです。海洋都市の責任者も若い人を探しているのですが、若い人がいないので、私たちがこれに責任をもつのです。また、妻が逃げていくことはないという、そのような思想をもった若い夫婦が必要です。それはムーニーしかいません。
海に関心のある優秀な人々を中心として、フィッシング・ボートをもつように組織します。ですから、一つのセンターでは、50名の青年男女を集めて海洋へ行く基地運動、教育運動をするのです。そのようにして募集をするのです。現在、アメリカの海岸都市がどのような傾向になっているのかというと、海洋都市が疲弊しているので、みな引っ越したりして解体してきているのです。ゆえに、有力者やあらゆる所の責任者は、これを防いで海洋都市が復興することを願っています。
皆さんの中で、船に乗るのが好きな人は手を挙げてみてください。皆さんがいなければ、これからのアメリカ世界は海で成功することはできません。海での成功はありません。アメリカで海上、海底における成功はないのです。そのようになれば、アメリカはいくら大きなことを言っても後退しなければなりません。そのようにならざるを得ません。どれほど大変でも、皆さんは海に出ていかなければなりません。海を突き抜けていくのです。そのようにしてこそ、海に希望が連結するという事実を知らなければなりません。
アメリカで有望な事業は、水産運輸事業と漁業です。水産運輸事業と漁業しかないという結論を出したのです。それで、私は「3年後にはこの事業を始めなければならない」と思い、3年前に船を購入し、今年からその事業を始めているのです。「ここニューヨークの海はどのようになっていて、魚はどこにいるか」などといった東部海岸地域に関する大抵のことは、この3年間ですべて調査を済ませておきました。今後、私は国家と交渉して養魚場をつくることを考えています。
海水魚の養魚場、淡水魚の養魚場など、どのような養魚場でもつくることができます。何でもすることができるというのです。ニューヨークのすぐ前にある干潟地でも、かにからどんな魚も、すべて養殖することができます。それを研究しなければなりません。その事業がどれほど膨大なものでしょうか、どれほど膨大な事業になるかを考えてみてください。
「宗教指導者であるレバレンド・ムーンが、どうしてあのような漁夫になって水産業をするのか。それは卑しい者のすることだろう」と、人は言うことでしょう。しかし、私たちは小さな目的をもってしているのではありません。皆さんがそのような訓練をして、アフリカなどの重要な港を一つずつ受け持っていけば、そこでは世界的な基盤が一遍に築かれるのです。50カ国に基盤が築かれるのです
今まで、漁夫たちは1日に8時間仕事をしましたが、これからは「8時間以上は仕事をしない」という話は出てこなくなります。完全にひっくり返るのです。アメリカ水産業界の生きる道ができるでしょうか、できないでしょうか。これは、黄金の門が開くのと同じです。黄金の鍵をもって黄金の倉庫の門を開けるのと一緒だということを知らなければなりません。ですから、統一神学校を出た女性はみな、この次に嫁に行く時は、船長のところに嫁に行くのだと思ったらいいでしょう。
アメリカの水産業界は、私たちでなければできない段階に入ってきました。膨大で無限な資源が私たちを呼んでいます。ゆえに今後、世界を主管するための経済基盤として、これを活用しようと思っています。
なぜ水産業をするのでしょうか。今後、人類の食糧問題を解決する方策は、養殖以外にはありません。皆さん、将来は海岸に数10階、数100階のビルを造り、ボタン一つですべての養殖ができるようになるのです。100 坪もあれば、一つの世帯が子供たちを大学で勉強させながら暮らすことができるのです。今の時代は科学が非常に発達しているので、何十里、何百里、何千里も離れた所から海水を引いてくることができます。山の中に養殖ビルをいくらでも建てることができるのです。そのようにしなくては人類の食糧問題を解決することはできません。ですから、私は深刻なのです。
今後、第3次産業が発展することができる基地ができてきます。それで私たちは、30箇所に船を10隻ずつ浮かべて訓練をしているのです。それを300箇所まで拡大しようと思っています。どこの町に行っても、釣りができるようにしようと思っているのです。今後、世界にルートをつくろうと思っています。フランスからヨーロッパ、ここをすべて観光コースにするのです。そのようなことができる、釣りに関する専門家を育成しなければなりません。船の運転をしながら観光案内役までするのです。これは大きなビジネスです。このようにすれば、その貴重なお客さんを中心として、今後私たちは世界的な大事業をすることができるのです。世界的な国際会社をつくり、膨大な資源を採取することができる基盤が自然に築かれるのです。
アメリカは、その国土を中心として3つの海域に世界四大漁場うちの三大漁場をもっています。そこにノルウェーの漁場を合わせれば四大漁場になります。メキシコからアラスカ、そして、カナダにあるノバスコシア地域が世界四大漁場のうちの三大漁場として連結していますが、それは世界の魚のほとんどすべてがそこにいるということです。しかし、その魚を獲る人がいません。200海里を策定しておいて、完全に主人のいない荒れ地のようになっているのです。
アラスカは、海を中心としてすべてのものが連結しています。海のすべての資源、すなわち魚類と原資材が集中している場所がアラスカです。世界の水産資源のうちの80パーセントがアメリカにありますが、そのアメリカの水産資源の71パーセントに相当する魚がアラスカにいるのです。水産資源において、アラスカは中心です。残された資源の獲得地は、このツンドラ平原しかありません。
アラスカに工場を造りました。その次には、東部のグロスターの埠頭も買おうと思っています。また、南方のアラバマにも、私たちの船の工場があるでしょう? 基地がすべてあります。皆さんは、船や海について関心さえももっていなかったでしょう? 私は10年間で、すべてを準備したのです。
イエス様はペテロたちに「あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう」とおっしゃいましたが、それはどういうことかというと、魚で人を象徴したのです。魚を獲って海洋圏を握れば、陸地圏まで握ることができるようになるというのが摂理観です。また、アラスカを占領すれば、すべての海洋圏が占領されるのです。なぜなら、世界の水産輸入の85パーセントがアラスカから出てくるからです。それ以外の五パーセントは大西洋から出てきて、それから10パーセントは太平洋から出てくるのです。それで100パーセントになるのです。
世界四大漁場のうちの三大漁場はアメリカがもっています。カナダのノバスコシア地方とアラスカ州とメキシコ湾地方です。皆さんは、知らないのでそのようにしているのですが、水源資材の豊富さを知れば熱狂するはずです。黄金脈は何10年も掘れば終わりですが、これは永遠です。ところで、その主人がいません。それで、私は水産業に関して20年の計画を立て、今15年目に来ているのです。アメリカの水産業界では「文総裁は異端者だ」と言ってデモをしています。「文総裁、出ていけ!」と言っているのです。このように大騒ぎをしています。しかし、いくらやってみたところで、問題は実力です。
世界の漁獲量の75パーセントをアメリカがもっていますが、その漁獲量の85パーセントはアラスカから出てきます。ゆえに、アラスカは水産の宝庫です。誰がそこの主人になるのでしょうか。そこの主人になるということは、今後海洋産業の王権を掌握することができるということを意味しています。そこはそのようなことができる基地ですが、環境的条件が良くありません。条件が良ければ、ブルジョアがすべてやってしまいます。そこでは、船が難破して人が死ぬこともあり得ます。そのようなことを覚悟しなければなりません。
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