今日の訓読のみ言友の会

生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。

メシヤが成すべきこと(9月20日)

Sep.20.2018 今日の訓読のみ言

メシヤが成すべきこと

                     

文鮮明先生御言選集 55  197259

 

 

   メシヤが来られる目的は、世界を救うためです。本来、イエス様の当時に、イスラエル民族とユダヤ教がイエス様と一つになって団結し、一つの主権国家を形成して、堂々とローマ帝国に誇ることのできる立場に立っていたならば、神様が直接主管されたのです。
 

 しかし今まで、天の権威と面目を立てる基準の神側の国家がなかったために、歴史過程において数多くのキリスト教の人たちが虐殺され、犠牲にされてもどうすることもできない惨めな歴史路程を経てきたということを、私たちは知らなければなりません。ですから、国が問題なのです。あなた方もそのような立場に立っているということを知らなければなりません。それゆえに、全世界のキリスト教の人々を一つにして、   私たちの目的は国を探し求めることです

  

 そうするためには、アダムが失敗したことを、イエス様が復帰しなければならないし、イエス様が失敗したことを再臨時代に復帰しなければなりません。したがって、再臨主がこの地上で成すべきことが何かというと、全世界のキリスト教の人たちを一つにして、国を復帰しなければなりません。イスラエル民族よりも、あるいはユダヤ教よりも、より団結して、一つの国家形態を備えて、世界のサタン国家の前に誇り得る一つの国を探し求めなければならないことを、はっきりと知らなければなりません

 

 復帰はカインとアベルが一つにならなければ進んでいかない。それは統一発展の 公式になっている。カイン・アベルだけでは救われない。カインを救い、カインが進むように後押(あとおし)しして、後ろで戦ってくれる防備圏(ぼうびけん)をつくらなければ帰っていけない。それが原理の教えである。だからカイン・アベルは一つにならなければ、父母を迎える道がありません
  

 宗教はアベルの立場であり、国はカインの立場である。だからカインがアベルを殺した歴史を引き継ぎ、歴史的な国家主権者は宗教を殺してきた。そういうふうに結実圏がつくられて迫害されてきた。こうなるというと、宗教を中心として国を自然屈服させて従わせるような勝利の国家をつくらなければ、天国は地上に生まれてこない。それを成そうとしたのがイエス様です

  

 統一教会は何をするところか? 神の善なる足場をつくる。神が地上を(なが)めながら「自分の国だ」と言える、この地上に本郷の地の基点をつくってあげたならば、神様はどこに住むだろう。霊界に住まないよ。愛する子供たちのいる所に住みたい。永遠に侵害されない安らかな立場として、子供と共に住むのが親の望みである。別れて住みたくはない。しかし今までは神様と人間は別れて住んできた。その(うら)みを解くには、国を中心として世界に自分の権力を振りまける、堂々たる主体的活動を成し得る環境に地上がならなければならない。だからサタン主権より以上の国家を中心として摂理してきたことを、今までの宗教は分からなかった。
  

 だから我々はその国を建設するための亡命者である。天から来たスパイである。間諜(かんちょう)である。密使(みっし)である。だからその国において自由行動ができない。注意してその人のために奉仕し、その人が生きるような方策をとらなければ生き残れないので、しかたなしにそういう作戦をやってきたんだね。もしも時来たらばいっぺんにやる。
  

 サタン世界の感情を残したところは、サタンの基台になるだけだ。神は超民族的に一つの理想の国家を求めてきたんだから、米国人も、英国人も、ドイツ人も、過去において怨讐だらけの人たちでも、ここに入っては一つの兄弟である。だから我々は、死しても成さなければならない。これを考えなければなりません
  

 今、あんたたちが死ねば、教会の名の下で死んでいく。それは悲惨な運命である。教会と国が一つになったその主権の法の下で死んだならば、あんたたちは国葬されるような立派な者になるだろう。永遠の歴史の伝統を立たせる、それこそその国の中心になるだろう。それは一国のために犠牲になった者ではない。世界万民の解放のために、天宙復帰の伝統の基盤のために行った、貴い勇士であり、その墓場には花が切れることがないだろう。我々のそういう価値を100パーセント実体的に知ってくれる国がない。だからかわいそうな者である。先生もいまだにそうだ。こういうことを考えなくてはいけない。

  

 その国家は、他のあらゆるサタンの主権に打ち勝って、外的世界の中心となるでしょう。ひとたび、天的国家が復帰されるならば、それは二つの主権へと拡大し、さらに三つ、四つと、やがて全世界を覆い尽くすまでに拡大していくでしょう。そして、その天的国家に属する民族は、自動的に何もかも一緒に復帰してしまうでしょう。その一つの神の主権を復帰するまでは、絶頂を行くような路程を通らなければならないのです。一つの国家主権を復帰するところまでいかない限り、いかに多くの復帰の業をなしたとしても、もし、サタン的元首あるいは政府が立てば、すべてのものは崩れていく可能性があるのです。

 それゆえに、一つの主権を復帰することが、我々の最も緊急な任務なのです。そのことのために、我々は真の父母と完全に絶対的に一つにならなければなりません。そして、韓国、日本、その他の世界中の食口たちと完全に一つにならなければならないのです
  

 このような過程を通して、皆さんは、この復帰の道がいかに困難な道であったかを悟ることでしょう。イエス様はニコデモに対して、「あなたは新しく生まれなければならない」と言われました。これに対してニコデモは、「人は年を取ってから生まれることがどうしてできますか。もう一度、母の胎内に入って生まれてくることができましょうか」と反論しました。するとイエス様はさらに、「あなたはイスラエルの教師でありながら、これぐらいのことが分からないのか」と言われたのでした。この時、イエス様は、正に、この原理を語っておられたのです

 

神様と私達の願いは天一国の完成!神の主権を復帰するまでは、絶頂を行くような路程を通らなければならないのです。一つの国家主権を復帰するところまでいかない限り、いかに多くの復帰の業をなしたとしても、もし、サタン的元首あるいは政府が立てば、すべてのものは崩れていく可能性があるのです

 

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