生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。
先生は一歩も退くことは出来ない。
1967年7月6日 二次修練会
先生は一週間以上泣き続けて、目が熟し過ぎたカボチャの中身みたいに、ぐちゃぐちゃになった。だから太陽の光を見ることが出来なくなって、目をつぶって過ごした。そういうふうにして、原理は先生が開拓した。人間の奥深いところの人生の価値を願いつつ、迷いつつ、苦労、苦労の結果、こういう道を開拓した
韓国で一番高い山は白頭山という山だよ。その山の頂上に天池という池がある。この池がどのくらい広いかというと、周囲が16キロもある。そして水がいっぱい溜まっている。そこから流れ始めたのが一つは図們江になるよ。一つは鴨緑江になる。韓国の大河の二つになっている。
先生が追いに追われて、一番高い山である白頭山の天池のほとりに行って、山に畑を作って門徒を養った。土なしの丹石の上に畑を作って、そこに桃を植えて育てる、そういうようなつらい立場のつらい運命に立ったとき、自分は先生を離れずして忠誠を尽くすと誓った女の人がいたよ。それを誓うだけの信ずべき内容と決心を持った女の人だよ。あるとき、船に乗っていて風が吹き寄せ、いよいよ船は破船状態になって、船頭さんも「これじゃおしまいだ、かたづけてしまおう。決心しなさい」と最後の言葉を言う段階に入った。そうすると、間際になって、自分の生命を思い出してしまった。そうしてある大きな船が通りかかったので、その船に救いを願い、その船によって救われて行った。先生は一人で破れかけの船を命懸けで守らなければならなかった。そういうふうに別れてしまったある女の人だね。まあ、それを思うとね。君達の決心というのは、これは生易しいものである。それ以上の決心をするか?その女は、それ以上の他の決心もみんな流れてしまった。そういう事実をこの目でよく見、この耳でよく聞いたよ。数多くの素晴らしい男や女たちが先生の前を通り過ぎて行った。
何年か前に家を出た旦那さんの帰ってくるのを待ち望んでいる奥さんの心情、雨が降れば雨の中にその心情をかきたてられるその姿。君たちの生活の中にも、そういう心情の体験が3日に2回か3回以上、まあ毎日そういう想いを体験するような生活をしなければならない。ある時は町を歩きながら、神が恋しくてたまらない。それでぼやっと立って、そうして一人では自分の体を支えることが出来なくて、電信柱をかかえて祈る。そういうような時ある? 如何にこの世に恋があり、恋人があっても、こんなことはない。心情的にいわば飢えた立場で神を慕ったことがあるか。イエス様を主を慕ったことがあるか。一切れのパン以上に思い得ない信仰の心であってはならない。
先生は一週間以上泣き続けて、目が熟し過ぎたカボチャの中身みたいに、ぐちゃぐちゃになった。だから太陽の光を見ることが出来なくなって、目をつぶって過ごした。そういうふうにして、原理は先生が開拓した。君達、想像もつかないだろう。人間の奥深いところの人生の価値を願いつつ、迷いつつ、苦労、苦労の結果、こういう道を開拓した。君達霊通してみれば先生の価値は量り知れないことが分かる。先生に忠孝を尽くせということを神が千万編も命じる。世界に広がっている全ての霊通者たちは先生の弟子になっていること君達分かっている? 何故こういうふうになったんだろうか。涙の結晶として生まれて来た道、命を懸ける。千万編も命を懸けることが、この道を行くことであるというんだね。先生は一歩も退くことは出来ない。
ただいまコメントを受けつけておりません。
既にLINEに配信されてる方は上記【LINE紹介】タブをクリックして手順に従って友達に紹介ください。