今日の訓読のみ言友の会

生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。

四大心情圏の愛の実体が天国に行く(11月6日)

Nov.6.2021 今日の訓読のみ言

四大心情圏の愛の実体が天国に行く

天聖経 人間の生と霊魂の世界より抜粋

 

 天国はどのような人たちが入るのでしょうか。四大心情圏を完成した愛の実体が入るのです。自分より何千倍も優れたことを願う愛の対象者として、天の国と地の国と未来の三王権を身代わりした中心家庭が私の家庭だということを知らなければならないのです。これを失ってしまったがゆえに、復帰された家庭でこのような概念と、このような内容を実践して結実させなければならないのです。それを息子、娘を通して繁殖させなければならない責任があるのです。

 

 このように本然の道を失ってしまったので、これを完成して帰らなければならないのです。「それが復帰の道であり、再創造の道であることを知らなければなりません。アーメン!」。これは文総裁の話ではありません。神様が語られたみ言なのです。

 皆さん、このような話は初めて聞いたでしょう。四大心情圏と三大王権を復帰し、皇族の愛をもっていくべき祖国が天国です。死んでみてください。いくら優秀な人でもここにすべて引っ掛かります。その時になって「文総裁の話を聞いていればよかったものを!」と後悔せず、早く決定して祝福を受けなさい。それが最も早い解決方法です。

 

 男性、女性が和合し、天国の失ってしまった家庭を取り戻して、神様を王として侍らなければなりません。ですから、おじいさんは神様の身代わりです。おじいさんを神様の身代わりとして侍らなければなりません。自分の父母は、五十億人類の家庭を中心とした王です。その息子、娘には未来の王のように侍らなければなりません。神様のように、現代家庭を代表した王のように侍る父母の道理を受け継いで、千年万年にその道理を残していく世界が地上天国となるのです、アーメン!

 四大心情圏と三大王権を完成した家庭が理想的な家庭です。それで、おじいさんは神様と同じで、父母は世界の家庭の王で、自分自身は天上と地上の王権を継承する未来の王です。これは天国の王権であり、これは地上でしょう。これを相続する王なのです。このような三大王権が結実しなければならない所が私たちの理想家庭です。

 父母権復帰の目的は王権復帰であり、王権復帰の目的は皇族圏復帰です。それが四大心情圏です。おじいさん、父、自分の夫婦が三大王権を象徴します。おじいさんは過去を象徴し、自分の父母は現在を象徴し、自分たち夫婦は未来を象徴するでしょう。おじいさんは霊界の特権大使として自らの家に送られたお方なので、おじいさんの言葉に絶対服従する家庭は繁盛します。

 私たちの地上生活がそのまま霊界に移るのです。それを知らなければなりません。それでは、霊界に行きどのように横的に連結されるでしょうか。私の家庭で感じたことが宇宙の家庭で感じる、その世界に入るのです。世の中では縦的父母を中心として、もちろん神様圏を中心として縦的父母になっていますが、横的父母を中心として家庭で暮らして、永遠な縦的世界、父母の世界へ行くのです。

 

 その世界が天国であるので、それは一代ではなく、数千代がすべて入ると考えるのです。神様を中心として世の中でおじいさん、父母、自分の息子、娘と暮らしたのを拡大させた世界なので、そこに入って暮らせば、この地上で姉として、妹として、それから妻として、母としての責任、また兄として、弟として、夫として、父として一つの家庭で感じた責任を横的に感じることができる因縁ができてこそ和するのです。

 男性は絶対に女性と一つにならなければなりません。女性は男性と絶対的に一つにならなければなりません。また、父と息子、娘が、神様と息子、娘が絶対的に一つになり、兄弟が絶対的に一つにならなければならないのです。神様の愛を中心として神様のように一つの家庭で暮らし、死んでそのまま移る所が霊界です。

 アダムは神様御自身です。家庭の主人ですが神様御自身の体です。国の中心も神様御自身です。世界の中心も神様御自身です。それで、人は生まれてこのような家庭において、家庭が一つになり、国が一つになり、霊界が一つになる三つの段階を越えていかなければならないのです。

 アダムは神様の愛を受けましたが、アダムの息子、娘は、神様の愛とアダムの愛、二つの愛を受けることができるのです。霊界の王権と地上の王権を受け継ぐのです。地上天国から天上天国に入っていくので、このカテゴリーは分けることができないのです。

 おじいさん、おばあさんが絶対必要で、父母が絶対必要で、夫婦が絶対必要で、子女が絶対必要だという心をもち、国は自分の家庭よりもっと愛さなければなりません。世界はそのように四段階の人類が分布していることを知って、自分の国よりもっと愛するのです。過去、現在、未来が一つになった霊界に行って暮らそうとすれば、そこは四段階のすべてを愛した人々が行く所なので、それを愛さなければなりません。そのような世の中を地上に成し遂げたのが地上天国であり、天上天国は地上天国によって自動的に形成されるのです。

 四大心情圏は夫婦によって愛一体を成したところで結実し、三大王権はアダムとエバが息子、娘を生んでこそ完成するのです。息子、娘を生んでこそ三大王権が完成するというのです。霊界を代表するのはおじいさんを代表した神様であり、アダムとエバは現在を代表します。過去、現在、未来です。現在を代表したアダムとエバを中心として未来を代表した息子、娘が出てきますが、「正」から「分」になったのが、合わさらなければならないのです。

 霊界においても、神様が過去に感じたすべての現れなかったことをアダムとエバが感じることによって、結婚時においてアダムとエバが一つになることによって、神様とぴたっと上下左右が合わさるのです。ここから兄弟が発生するのです。それで、円形的球形を成していきます。この球形を成していくのが皇族圏であり、夫婦を成したのが王権です、王権。三代一体圏が生じるのです。三代が一つになるということです。

 おじいさんは過去の王です。神様の位置であり霊界を代表する、天国から派遣した特権大使です。そして、父母、アダム・エバ圏は、この世の国の王と王妃だというのです。おじいさん、おばあさんは天国の王と王妃の位置で、父母はこの世の家庭を中心として家庭世界の王と王妃だというのです。霊界を代表したおじいさんの王権と現在のこの地上天国を代表した王権、この二つの王権が一つになったその継代を受けるのが後孫です。それゆえにいつもこの息子、娘は父母と一つにならなければならず、おじいさんと一つにならなければならないというのです。また、おじいさんはいつも父母を中心として孫と一つにならなければならず、父母もやはりおじいさんと一つにならなければならないというのです。これを離れては天国の基台が崩れるのです。

 天地がいくら高低の差があり、広狭の差があったとしても、天地にとどまる者たちは四段階になっているというのです。霊界にもおじいさん、おばあさんがいるのです。父母のような年齢、青年のような年齢、少年のような年齢がいます。これをもう少し集約すれば二人です。 二人 !

 四大心情圏、三大王権を知っているでしょう。皆さん夫婦は、これを成さなければなりません。そのようになれば、思いのままに霊界から地上までいつでも来臨できるというのです。四大心情圏の完成は、結婚して愛を中心として一つになることによって可能です。もしこれが壊れれば、子女心情圏の未完成、兄弟心情圏の未完成、夫婦心情圏の未完成、父母心情圏の未完成になるのです。霊界にはこのような心情圏を完成して行くべきですが、堕落したので、その心情圏を今まで成したことがありません。それゆえに蕩減復帰をしなければならないのです。


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