生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。
宇宙的法のもとの公的目的
御旨と世界767
あなた方は毎朝、朝食を食べるでしょう。あなた方の食事を構成する動物や植物は、どこから生まれるのでしょうか。食物を食べるために、あなた方はいろいろな植物を無慈悲に切り倒し、それからそれを歯でかみ砕き、それらを飲み込まなくてはなりません。そうしてもサラダの中にある野菜は、あなた方に反抗しません。なぜならば、それらは宇宙的な法を知っており、自分たちはより大きな目的のために存在している、と思っているからです。それらの食物がそういう姿勢をもっているので、人間が公的な目的に向かって奉仕するために、それらの食物を食べたとしても、彼らは感謝するわけです。ここでは目的が調和しています。
皿の上の食物は、人間の生きている目的に対して、ある感謝をもっています。そこにのみ、人間と食物との調和が成り立つことができるわけです。もしそうでなければ、食物は食べられるたびに人間を嫌い、人間の笑い声を聞いても憤りを示すでしょう。重要なことは、食物は人間が公的な目的のために生きていることを知った時に、初めてあなた方を受け入れるのだということです。食物は、自分を食べたいと思っている貪欲な人間の笑いに対しては、憤りを示します。
もし、人が公的な目的のために生きていないならば、食物は時々、それを食べた人のおなかの中で人間に対してデモを行います。すると、その人は病気になったり、場合によっては死ぬこともあります。宇宙的な法のもとでは、善は栄光、悪は滅びることになっています。今、あなた方は明確に、善の方向が奉仕と犠牲を伴っていることが分かりましたが、今までの歴史においては、その定義はあいまいで焦点がぼけていました。
この定義が正しいか間違っているかを調べてみましょう。この世界のあらゆるものは、善悪二種類のうちの一つに属しており、あなた方の目から流れ落ちる涙一つでさえも、善か悪のいずれかに分けられます。耳や目も、二つの働き方があるのです。もし、目が世界を見渡し、困っている人がいれば行って助けてやりたいと思っているのであれば、その目は善の働きをしています。もし目が、その人を利用するために、人の弱点を見つけようとしているのであれば、それは悪の働きをしているわけです。
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