生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。
宗教生活の本質
御旨と世界
『信仰の三子女と本然の家庭基盤』より抜粋
今、先生があなたたちに一番心配するのは、宗教という観念が薄らいでいくことです。それは恐ろしい。非常に心配している。現実的生活が増えてくると、そういう傾向になりやすい。本来、先生があなたたちとこういう集会を行うときでも、ちゃんと祈って、賛美歌を歌ってやるほうがいいんだね。しかし、環境が違うからこうしているが、何か会議に入るときも、いきなり始めてはいけない。
いつも正式な教会儀式が必要である。分かりました?外的な活動だけに力を注いではいけば宗教観念が薄らいでいく。それは大変なことである。そうなれば、霊界の援助圏が完全に切られるというんだね。霊界が我々と関係なくなってしまう。だから、いつでも霊界を引っ掛けて、人間が集まらなければなりません。それは創造の原理なんだね。霊界と地上界は親子関係になっている。それをはっきりしておかなければなりません。
先生自体もそうだよ。こういう生活をしていても、必ず静かな所へ行って整備しておく。そういうふうにして二十四時間いつでも、本心のコースに自分なりに帰ることのできるような訓練が必要だというんだね。釣りをしていても、大きな魚を獲った場合には、「君偉いよ。魚の歴史のうちで、先生に釣られた最初の魚だろう」と、天的に捧げられた第一の捧げ物として捧げる。そういうふうに考えて、式をやるんだよ。先生が山で、猪を獲った時なども、ちゃんと条件を立たせておる。それは宗教生活の本質である。今はサタンと闘っている時だよ。一線に立って闘った環境に触れた場合には、みんな心情的原因を正して、整備しておかなければなりません。それはいつでも必要だ。先生だにそうやっているのに、あなたたちは毎日、それを考えなくてはいけないよ。そうでないと、習慣性がついてしまったら大変なことになる。「宗教なんかもう入りたくない。あの団体なんかもう入りたくない」と、皆さんは人々から言わないようにしなさい。自分一人で、ちゃんと祈る時間を設けて、整備して、元に返す訓練が必要だよ。分かりました?
だから、堕落観念をいつももたなければなりません。分かりました? それをもたないと、とんでもないことになる。それが失われて、習慣性になると、恐ろしいことになる。神も霊界も関係をもつことができなくなる。我々は心情世界とは何ら関係ないことになります。分かりました? (はい)。 だから、我々は、堕落圏にいるという自覚をいつでももたなければなりません。食事をするときもその観念を忘れてはいけません。何をするときも、その観念を忘れてはなりません。
この世の中の生活は、堕落圏だから、神様に通ずる生活ではありません。この世界の80パーセント以上がサタン世界に彩られているというんだね。これを否認して、肯定の立場に立ち帰るには、嫌々ながらも、習慣性に自分なりに気づかなければ崩壊に遭うというんだね、分かりました?
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