今日の訓読のみ言友の会

生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。

御国とその義を捜し立てよう(1月15日)

Jan.15.2020 今日の訓読のみ言

御国とその義を捜し立てよう

文鮮明先生み言選集 No3

一九五七年一〇月一三日(日)前本部教会

 

物質に対する姿勢によって訪れる祝福と呪

 今日皆さんは物質を中心にする争いに(あえ)いでいるのです。皆さん自体が神と因縁を結んで「この物質を通して与えようとされるアボジの心を自分よりもさらに現し、この物質を自分よりさらに愛する、息子娘子がいるでしょうか? この物質が自分のものではなく、天父のものですから、天父にこの物質を使わせてください!」とすることができ、また皆さんは天父のまえに与えるべき物を、自分が受け取ったという謙虚な心を持たねばなりません。そんな時に皆さんの心の奥に潜んでいる本性が現れるのであり、皆さんが永遠の希望の圏内に出て行くことができるので、イエス様は物質を使う姿勢について語られたということを、皆さんは知らねばなりません。

 それでは今、皆さんが怨讐とするものが何でしょうか。それは皆さんに与えられた物質を、自分だけのものと考える私心です。それゆえこれを万民に分けて食べることを願う、神の心を代身しなければなりません。食べる物があったなら、これを食べる前に家族の為に与える心を持ち、社会・国家・世界人類の為に与えるという心を持たねばなりません。こんな心を持てば人間は復帰過程を経て完成するのであって、今日の大部分の人々はこれを忘れたまま、生きているのです。これを皆さんは(かな)しく思わねばならず、これがまた堕落の立場であることを知らねばなりません。

 それでは今日、怨讐サタンは何を通して訪れて来るのでしょうか? 物質的な条件を通して入ってくるのです。ところが神の福も、物質を通して入ってくるのです。このように物質を通して、神様と、怨讐サタンが同時に訪れてくるということを、皆さんははっきりと知り、物質を通して確固とした信仰の中心を立てる人間にならねばなりません

 どんなものでも一つの中心が立てば、ここに自然に相対的な存在が発生するのです。完全なプラスがあれば完全がマイナスが、自然に発生するのが宇宙の原則ですから、皆さんがこの地上で原則的な信仰の責任、一つの基準を捜し立てなければならないのです

イエス様はこのような原則を知っておられたので、まず御 国とその義を求めよ、と叫ばれたことを皆さんは明確に知らねばなりません。その次に、皆さんが知るべきことが何でしょうか?

食べることのために、家族同士で争いが起こっていることです食べることのために嫁・姑・兄・弟の間に争いが起こり、国家なら国家同士に争いが起こり、親戚なら親戚同士に争いが起こっていることを、皆さんは知らねばなりません。それでイエス様もこれを踏み越えてゆくため、家庭の為に、社会・国家・世界の為に、切ない心をもって生きられたのであり、御国とその義を建設することができないので、切ない心情を吐露されたのでした。それゆえ今日の皆さんも、イエス様のこのような心情を体恤し、その人格に似るようにしなければなりません

 その次には皆さんのまえに、着ることのために争いが起こるようになるのです皆さんの信仰路程に、必ず着る問題を解決して越えてゆく過程があるのです。ですから今日の皆さんは、サタンのどんな讒訴にもこだわることなく、このような問題を自由自在に解決できなければなりません。

 このように皆さんの、食べて着る問題がサタンになると同時に、サタンが活動することのできる活動の、実践場になるということを知らねばなりませんですから今、皆さんがする事のすべてに、いつもサタンが侵犯しようと狙っていることを知り、サタンが侵犯するどんな条件も残さない皆さんにならねばなりません。

 ですから皆さんは、自分の為だけに生きてはなりません。より大きな目的の為に生きなければなりません。皆さんが家庭に属しているなら、その家庭の為に生きるとき、それは皆さん自身の為に生きることになるのであり、一つの国家に属しているなら、その国家の為に生きるとき、それはまた皆さん自身の為に生きることになるのです。また皆さんが天の為に生きるとき、皆さんは真に自分の為に生きる立場になるのです。それゆえ今日皆さんはこのようなすべての事実が、皆さんの生活環境を通して現れてくるということを、肝に銘じなければなりません。

 今皆さんが神のみ旨の為に、神の心情を体恤し、御国とその義を捜し立てるために行くなら、皆さんはどうしなければならないか。皆さんに食べる物があれば、皆さんよりも難しい環境にある人間にこれをみな分けてあげ、むしろ皆さんを迫害する人間に与えるという心を持つ人間にならねばなりません。

こうして皆さん自身は「私が実践的な面において与えたい心に染みて生活しているか、奉仕するための理念に染みて生活しているか、でなければ今日のこの現実を(くつがえ)し、御国の理念を実現するために身悶えているか」と反省する人間にならねばならないのです。

 

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