生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。
御言訓読家庭教会と神様の祖国創建
御言訓読家庭教会と神様の祖国創建
第二章 伝道に関するみ言 P.71
(一)神様の創造目的実現
神様が創造する時、万物を先に創造されたので、復帰時代において再創造の道を行く私たちは、万物創造の主導的役割を果たさなければなりません。これが原理です。その次には何でしょうか。伝道です。人を創造しようというのです。そして、その二つを糾合して消化することができ、主導できる主体的な立場に立つときに、神様の息子になるのです。それが原理です。救援摂理は復帰摂理であり、復帰摂理は再蕩減歴史ですが、再蕩減歴史は、再創造歴史を通してしなければなりません。(82-250 1976・1・31)
私たちが開拓し伝道する目的は、私のためではなく、神様の愛を世界的に植えていくためです。この国、この民族に神様の愛を植えてあげるために、神様の愛を分配してあげるために、私たちがこのような途方もない使命を果たそうとしているのです。これは、どれほど素晴らしいことでしょうか。(27-343 1970・1・1)
伝道とは何でしょうか。アベルがプラスならカインはマイナスです。それはサタン世界のことです。サタン世界に対して、私がプラス、アベルの位置にいるというのです。このサタン世界のプラスがマイナスになるように、服従するようにするのです。創造するというのです。私と一つになることができるようにするということです。それは再創造です。ですから、嫌いではいけません。喜んでやらなければならないのです。神様が天地創造をするときに喜んでされたのであって、悲しんでされたでしょうか。自分に困難で大変なことがあっても、それ以上に、驚くほど素晴らしい愛を与えなければなりません。(108-84 1980・6・22)
(二)世界人類の救い
真の父母がなぜ必要なのか知っていますか。神様の理想を完成し、堕落した人間を救うという、この二つの目的を共に達成できる責任者が真の父母だということです。それでは、その真の父母に従う真の子女の目的は何でしょうか。同様の目的です。神様の理想を成し遂げなければならず、世界人類を救わなければならないのです。(1981・4・5)
今日、世界史的な使命を担う私たちは、この世界をどのように収拾しなければならないのでしょうか。私たちが全世界の人類を見てみるとき、悪人が全世界を死亡のどん底に引っ張り込んでいるのを見ることができます。私たちは、生きていらっしゃる神様の存在を知っているので、彼らがこれ以上この世界を滅ぼす前に、人類を救わなければなりません。(13-191 1964・3・15)
統一教会が行く道は、どのような道でしょうか。神様のみ旨を成し遂げる道であり、イエス・キリストのみ旨を成し遂げる道なので、まず人類を救おうというのです。人類を救ってイエス・キリストのために、神様のために帰らなければならないので、まず人類を救わなければならないのです。これが統一教会の行く道です。(80-285 1975・11・2)
(三)アダム家庭の復帰
復帰は、アダム家庭の復帰を目標としてするのです。アダム家庭が失敗したので、そのみ旨がノア家庭に移されました。神様は、ノア家庭を中心にして、世界のすべての人たちを洪水審判で滅ぼし、サタン侵入の条件を越えた家庭を立てて、摂理の基盤を地上に構築しておこうとされました。それがアブラハム、イサク、ヤコブ、モーセに移されてイエス様に受け継がれ、私たちの時代にまで来たので、そのすべてのものを蕩減しなければなりません。アダム家庭を基準として蕩減しなければならないのです。アダムが失ってしまった三人の子女を復帰しなければ、真の父母の立場に立つことはできません。(22-190 1969・2・2)
堕落がアダム家庭から起きたので、本然の姿に戻っていく復帰の目的は、アダム家庭の復帰完成にあります。神様は、世界と国を取り戻す前に、民族と教会を取り戻す前に、御自身の相対を取り戻し、一つの中心家庭を取り戻されます。神様は、歴史を通して御自身の理想的な対象となり得る真の家庭を求めてこられました。この真の家庭は、私たちが習慣的に生活してきた家庭とは根本的に内容が異なります。神様を中心とする理想的な真の家庭を取り戻すことができなければ、理想的な国も世界も取り戻すことができません。本然の真の家庭を先に立てなければならないという原則がここにあります。したがって、個人が救援の目標ではなく、真の家庭が救援の基本単位になるのです。(294-67 1998・6・11)
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