生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。
恨みを残し逝かれたイエス様の心情を慰労させてください
父の祈り 信仰編 (1965年1月3日)
けさは、1965年の新年に入って初めて迎える安息日であると同時に、主の降臨、1965年目を迎える日です。数多くの人々は、メシヤの誕生日を自分たちの思いどおりに決めて祝い、メシヤがこの地に来て人類と共に、世界と共に、宇宙と共に、どのような因縁と価値を決定したのかも分からず、その方の名声だけを記憶して、メシヤの誕生日を祝いました。
しかし、きょうこのように集まった少数の群れたちは、今から2000年前にあなたの広く高いみ旨と尊厳なる経綸によって送られたイエス様でありながら、かわいそうな立場に置かれていた彼の事情に、心で同情しながら、その時にイスラエル民族が使命を果たせなかったことを、骨身に染みて考えないわけにはいきません。
この地上にあなたの貴い息子として生まれたその方は、天地創造の理念に背いたアダムを失ってしまった悲しみを解怨するため、送られた方であったことを知るものです。彼を通してみ旨を成し遂げられ、彼を通して栄光をお受けになり、彼を通して幸福の世界を築こうとなさった望みを成就させるため、あなたがお送りになったメシヤであるイエス様は生まれるその日から悄然たる姿でお生まれになりました。
数多くの人々がメシヤを待ち望みましたが、実際にメシヤとして来られたその方が分かりませんでした。そのメシヤは独りで神様の心情を抱き、神様の望みを持って生きるべき生活的な事情を持たれ、人知れず、みすぼらしい姿で現れ、哀れな身の上で十字架に掛かり、涙と血を流して逝かれたということを考えるとき、私たちの先祖たちが足らなかったことを、私たちがこの時間に謝罪しないわけにはいきませんし、責任を負ったユダヤ教が使命を果たせず、神様に背いた罪悪を、私たちが謝罪しないわけにはいきません。数多くの歴代の私たちの先祖たちに血を流させた罪の歴史を、神様に背いてきた数多くの人類の罪悪を、私たちがもう一度心深くたどって考え、悔い改める時間となるようにしてください。
お父様!
あなたの悲しみを私たちが察しなければならず、イエス様の憤懣やるかたない事情に私たちが同情しなければならず、今まで血の路程を歩んできた彼の弟子たちの、悲惨な事情を悟ることのできる私たちとならなければなりません。
歴史的な恨みを抱き逝かれたイエス様を、個人的に慰労し、家庭的に慰労し、民族的に、国家的に、ひいては世界的に慰労してさしあげることが、きょうメシヤの誕生日を記念する全体的な目的であることを、私たちが忘却しないようにしてください。
2000年の歴史は過ぎていきました。その間、悲しい事情がどれほど多かったでしょうか?お父様も悲しく、イエス様も悲しく、聖霊も悲しく、キリスト教徒たちも悲しかったことを知るものです。
また、このように悲しかった恨みを解くための最後の終わりのひと日、すなわち皆が待ち望む審判のその日が、近づいてきているということを知っています。積もりに積もったお父様の恨みを解くために来られるメシヤを、再び迎えるべき立場にあるこの終わりの日の聖徒たちは、メシヤを待ち望んだイスラエル民族のように、来られるメシヤに追われて仕える心と準備を備えられずにメシヤを待ち望むだけではいけませんので、私たち各自がこのようなことを自覚するようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。
真のお父様聖和4周年に思うこと
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