生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。
感謝の気持ちを持つ
御旨と海 1982年 8月28日
海洋と新しい生活様式より抜粋
一度我々はたくさんの腐った黒っぽい魚を捕ったことがありましたが、その臭いはアンモニアのようでした。先生は船酔いはほとんどしたことがないのです。しかしその臭いをかいだ時は胃がおかしくなり始めました。最初先生は「自分はこの魚に対してあまりにも悪い思いを抱いています。自分はしようがない人間だ」と思ったのですが、しばらくして別の考えを持ち始めました。
すなわち「自分は蕩減しなければならない」と思うようになりました。そう悟ったとき、その臭いを愛することができるようになったので船酔いがなくなってしましました。それは何かのために、また誰かのために蕩減することができるという意味だったのです。その臭いに感謝の気持ちを持つことができたので、先生は船酔いを乗り越えることができました。
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