生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。
我々が知るべき「真の父母」の語義
真の父母という言葉は貴い 天聖経P181
皆さんは、「真の父母」という言葉がどれほど重要な言葉であり、どれほど貴い言葉であるかということを知るべきです。皆さんの国と大統領、先生、父母、兄弟は信じられなくても、「真の父母」だけは信ずべき義務があるのです。分かりますか、何のことか?(はい)。「真の父母」という観念の中には、地獄とか、悪なるサタン世界を救う、救いの観念がこもっているという事実を知るべきです。
皆さんが、サタン世界で死ぬしかない立場にいるのに、父母がいて皆さんの死の前に盾となり得る力となってあげることで、天地が公認し、歴史が公認し得るとすれば、それはどれほど誇らしいことでしょうか? 神様が保障し、歴史が保障する「真の父母」なのです! みなさん、そうですか? 真の父母という言葉がどのように出てきたか、それを知るべきなのです。
レバレンド・ムーンが真の父母になろうと思ってこのことを始めたのではないのです。レバレンド・ムーンでなければできないので、仕方なく進み出て、この仕事をしているのです。分かりますか?(はい)。(一一六・一一三)
真の父母という言葉は誇らしく途方もない P.182
今まで代を継いだ我々の立場は、どのようなものでしたか。我々千万代の先祖たちがみな復活して、その復活した栄光を褒めたたえるとしても、それは堕落圏を脱し得ない栄光であり、堕落圏を脱しえない賞賛でした。
しかし、今日統一教会で言う「真の父母」というその言葉は、どのようなものでしょうか。たとえ皆さんの立場は悲惨であっても、数限りない先祖たちとともに、あるいは万民解放圏を持った栄光の位置で褒めたたえる以上の価値を持った、誇るべき言葉であるという事実を皆さんは知るべきです。父母様に出会った中で、神様に会うことができる道が連結するのであり、統一教会に出会ったこの位置は、遠くない将来に、神の国と父母様の願う祖国を探し得る道が連結しているという事実を知るべきです。
今まで人類は、生まれた国が違い、文化背景が違い、国境を境にして「自分たちの祖国」だと言いながら、過去の先祖たちが暮らしてきて、今の我々も暮らし、後孫たちも暮らすでしょうが、それはすべてが堕落圏であることに間違いないのです。
その堕落圏を蹴って出て、今日の勝利を先祖たちとともに、自分の一族とともに、未来の後孫の前に誇り高く褒めたたえ得る、勝利の栄光を褒めたたえ得る、愛の祖国を探すべきです。その愛の祖国の中で、愛の父母を持つことができ、それだけでなく、祖国の中心である神様がおられるなら、神様に侍ることができると言うときは、それ以上の栄光の位置はないというのです。皆さんはそれを知るべきです。(一三八・一〇六)
メシアは何か? 神様の愛を完成したアダム格であるために、本然の父の資格者として来るのです。
それゆえ、その父を中心として、母を選択し、神様の本然の愛を中心としたその基盤を中心として、個人、家庭、氏族、民族、国家基準までの所有権が、真の愛を中心としてメシアのものとなった以後に、国家のものであり、国民のものであり、家庭のものであり、個人のものであるという所有権版図が広がらなければならないのです。
ですから、メシアの本然の愛が、個人から国家まで形成されて、ローマと世界までその波紋が伝播されていたら、今日の再臨思想は必要なかったのです。
このように見るとき、アメリカが神様の愛の圏に属した国か? どうですか?(違います)。この地球上に、そのような過程を通過した国があるか?(ありません)。そうなのです。キリスト教を中心とした数多くの教会が、このような神様の愛の原則に一致した所有権に属していないのです、どうですか?(いいえ)。絶対的にありません。天国が地上にはないのです。
このように考えるとき、歴史を通じて真の愛、「真の父母」という言葉がどれほど偉大で、どれほどとてつもないかを知るべきです。
これだけが、堕落圏のサタン世界を貫いて上がっていくことができる一つの基地になります。ですから、その「真の父母」という言葉が現れるようになったことをありがたく思うべきものであり、その言葉だけ千回聞いて、万回聞いて感謝して余りうる内容だということを知るべきなのです。(一二九・一九四)
ただいまコメントを受けつけておりません。
既にLINEに配信されてる方は上記【LINE紹介】タブをクリックして手順に従って友達に紹介ください。