今日の訓読のみ言友の会

生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。

歴史の願い(1月23日)

Jan.23.2019 今日の訓読のみ言

歴史の願い

メシアと「真の父母」 歴史の願い 天聖経 P.187

 我々統一教会では、真の父母という言葉を使っているのです、真の父母。皆さんが今、この堕落した世界歴史について見るとき、この世界には堕落した父母が生まれた、堕落した父母が生まれて堕落した世界を成した、ということが分かるでしょう。

 

 この世界は、どんな世界かというと、堕落した父母と因縁づけられた世界であって、真の父母と神様が理想とした本然の世界とは関係のない世界です。それゆえ、長い人類歴史を経てきながら、この世に多くの人たちが生きては死にましたが、彼らが幸福を謳歌しながら「ああ、私は人間として生まれてやはり幸せで、人間としてすべての面において成功した一人だった」と、宇宙の前に誇って生きていった人は一人もいないのです。

 

 それで、人間の歴史は苦海と同じだ、悲哀の歴史だ、戦争の歴史だ、疾病の歴史だというのです。なぜこのようになったのかというと、堕落の結果によってこのようになったのです。

 

 今、人類の希望は何か? 人間がどのように完成した人になるかということです、完成した人。神がいるなら、その神の前に、完全な絶対者がいるなら、その絶対者の前に、完全であり得る人をどこで探し、どこで成すかということです。

 

 それで、今まですべての哲学を通じて、宗教を通じて、人間たちはそれを探しに探しましたが、その解決点を誰もが見いだせず、今はすべて放棄した状態に至ったのです、それが現世の人間の立場だというのです。(一三七・八一)

 

 今まで人間たちの歴史的な願いが何かというと、真の父母に侍ることです。真の父母を迎えることでした。。神様がイスラエルの国とユダヤ教を立てられたのは、メシアを迎えるためなのです。メシアが誰かというと、真の父母です。また、キリスト教とキリスト教文化圏を作ったのは、再臨主を迎えるためなのです。再臨主は誰かというと、第三次アダムとして来られる真の父母です。

 

 真の父母が来られる時になれば、世界のすべての国家が兄弟の因縁を持つので、第二次世界大戦後に、戦勝国家が敗戦国家をすべて解放させるということが起こったのです。そのような非正常的な歴史的現象が起こってきたのです。

 

 歴史が願いつつ訪ね来たことが何かというと、真の父母に出会うことでした。宗教が出てきたのも、真の父母に出会うためです。世界が出てきたのも、真の父母を探すため、国が出てきたのも、真の父母を探すためです。真の父母の道を備えるために出てきたのです。(五一・三五四)

 

  歴史と真の父母 P.188

 今まで宗教は何をしてきたか? 真なる息子一人に会うための努力をしてきたのです。神様は、真なる息子一人をお探しになるために、今まで苦労されたのです。それゆえ、宗教の教祖たちの中には女性がいません。

 

 皆さん、宗教の教祖の中に女性がいますか、いませんか? いないでしょう? 宗教の教祖はみんな男でしょう? これは、真なる息子一人を作るために、つないできたということを意味します。一段階、二段階、三段階、百段階…。このように上がって、最後のバトンを受け継いで勝敗を決定し得る一人の主人公、息子を探してきたのです。これが今までの歴史です。(四一・二八)

 

 神様が宗教を作って何をするのだろうか? 何をしようというのか? 神様が宗教をなぜ作ったのか? 世界のぼろきれ、大きなぼろの版図を作るためのものではありません。目的は簡単です。神様が真なる愛で愛することができる人を探すためなのです。その一人を探すために、愛の環境的要件の中で、神様が守って、相対的な一人を探せばおしまいです。(一七三・三四)

 

 神様の復帰歴史は、真の父母を立てるための歴史であるとも見ることができます。それゆえ、カイン・アベルから今日に至るまで、天は内的に真の父母を復帰するため、摂理してこられました。誰でもこの目的を成すための根本摂理に敵対したり、妨害したりすれば、彼は天道の前に捨てられるようになり、結局滅びるしかありません。(九・一〇)

 

歴史に通じるものは何か? 神様の解放は、真の父母と一つになって、地上のすべての祭物を捧げることができるサタンの讒訴条件を清算しなければなりません。それを清算しなければ、皆さんが行くことができません。皆さんがどのように神様の心情的所有権に逢着するか?

 

皆さんの父母と、みなさんと、万物が、平行線上で神様の所有であると決定しうる場を持つことができなかったのです。これを蕩減復帰すべきです。(一三七・二六九)



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