生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。
理想相対
1969年2月4日 東京教会
人間を中心とした理論を作ってみたり、自分中心の相対基準とか、何を言うんだ!
我々が、統一原理によって教えられたのは心情圏である。この心情の基準は、堕落圏の先祖の基準を越えている。だからこれを分かって、もしも堕落した場合には、長成期完成基準において堕落させたサタンよりも怖い。サタンが彼を呪う。だから彼らには救いの道がない。そういう、恐ろしい恐ろしい最後の道があることを知らなければならない。それは真の父母をわきにして、天の神様をわきにして、直接、堕落の愛を増し加えることである。先祖の堕落は、まだそういう歴史が始まっていない圏内にあって犯された。しかし、これは歴史の限界を越した結果になって、サタンより以上に悪いことになる。そういう背後関係があったこと、今初めて分かったでしょう。
祝福されるには蕩減されなければならない。昔、汚れたことがあったら、洗ってしまわなければならない。自分の力によってそれをすることはできない。助け手が必要である。弁護士に助けてもらうためには、内心のあらゆる事情までみんな告白して訴えなければ分からない。そうすれば弁護士は、自分のことのような立場に立ってそれを弁護してくれる。そうでなければ助からない。
それと同じように、先生はあなたたちのとりなしの弁護士になってやるよ。だから、あなたたちはああ言いたくないと思っても、先生には誰も知らない自分だけの秘密をみんな告白しなければならない。嫌なことがまたできたと思うの?先生はもっと嫌だよ。本当は、先生の仕事はこういうものに付き合ってやるのが使命ではないよ。しかし、祝福するためには、こういう立場を通過しなければならない。汚れたものであるけれども、消しゴムやインク消しで消して、白い紙に戻したという条件に立ってこそ、初めて祝福がなされるのであって、それができなければ、もともとめちゃくちゃだから祝福も何もあったものではない。そうだろう?青い目をした西洋人も、でかい黒人も、アメリカ人もみんなそれをしなければ、先生はみんな知っている。
すべてを告白して。こういうことがあるんだよ、霊界のほうから、「先生聞け」と言ってくる。聞いてみれば、みんなやっかいなことがあるんだよ。何のことか。みんなお金のことか男女関係のことだ。先生はみんな分かるよ。だからそんなこと聞きたくない。しかし、彼らはそれをどうしても解決したい。今まで真っ暗な闇の中に隠されていたものが、白昼の中に飛び出すことになる。それはサタンの陣営が、白昼の中でボロボロになってしまうことである。だから新しい世界の出発基準が立つというんだね。
祝福とか何とかということで、自分勝手な約束をしても、先生は知っている。知られたくないと思っても、どうせ先生に告白しなければならない。兄弟以上の男女関係で、互いに見る者はサタンの実体と同じだ。そういう者は絶対に許されない。そういう要素が少しでもあれば、切っていかなければならない。先生は今まで、新しい祝福、新しい家庭のための蕩減条件をあなたたちが立てるようにしてやって、みんなの重荷を私が責任をもって背負ってやろうというふうにやった。
しかし、先生が責任を果たしたにもかかわらず、あなたたちが天法を犯したとするならば、それは何十代の子孫にまで引っかかる恐ろしいことだよ。もしも、統一教会の心情圏を土台として、それを主張してきた者が、自分の気ままに付き合って、子供を生んだとするならば、原理の限界を越えて誰が責任もつか。神も責任もたない。旧約聖書では、淫行や姦淫の罪は石打ちで殺した。それ以上の者はどうするか。
蕩減は誰によって統轄してくれるか。絶対に自分である。主管圏を失ったのが堕落だ。ほかからいかなる干渉があろうとも、自分ながら確固たる主体性をもっていく。人がいかなる道を行こうとも、我行く道は忙しい。横でガヤガヤと何か言っても、それを気にしている暇がない。そのような、現状にいつも追われている基準を立てなければならない立場にある。夜寝る時間がない、座って御飯も食べられない、腰かけて食べる暇もない、そういう切迫した復帰の情にかられるあなたたちでなければならない。
神は7000年の歴史を願って、今まで辛抱してきたのであるから、我々は最初の7年期間に蕩減せずしては、神の前に立つ資格がない。6000年の歴史をいかに7年間に縮小して蕩減し、これを心情的に受け継ぐことができるか。これは容易なことだと思う?若い時に精いっぱいやってもやりきれないような復帰の路程が残っている。勉強するのも、何になるのも、すべてこのためにやる。
先生がここまでくるには、どのくらいの蕩減の価を払ったか、どのくらい真剣だったか分からない。牢屋が問題ではない、拷間が問題ではない、首が飛ぶのが問題ではない。一度に時来たるその時を願って、黙々と何10年と全生命を懸けてきた。その真剣さは神を感動させ、神が同情せざるを得ない。だから先生は黙っていても、世界中の霊能者は先生のために動きだしている。世界の津々浦々で、先生の成功のため、霊界を総動員している。
以下は、アメリカに帰られてから語られた映像です。
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