今日の訓読のみ言友の会

生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。

祈りの力と作用(11月17日)

Nov.17.2023 今日の訓読のみ言

祈りの力と作用

祈祷の重要性

1979415日ベルベディアにて

祈りの力について、テストしてみたらいいでしょう。一人の人に対して、何も言わずに涙の祈りを続けていけば、目に見えない磁石によって通じることができます。その人はどうして自分がある方向に導かれているかわからないけれども、磁石の力によって引っぱられます。あなた方が心からその人のために疑うことなく祈れば、あなた方に会った時、その人は自然とあなた方の所に来るのです。そういう驚くべき力があるのです。そう思うと真剣にならざるを得ません。催眠術師は魔力を持っています。しかし、祈りの力に比べれば、はるかに小さくて低次元です。

 

 祈りの力はなんと強いことでしょう。限界がありません。そして、どこにでも行けます。祈りの力によって全霊界を動かすことができます。私の霊的力は、あなた方の祈りを通して働きます。あなた方が祈れば、奇跡が起こります。そして教示するでしょう。正しい方向・環境・姿勢をもってすれば、奇跡が起こります。ケープ・ケネディにおけるロケット発射台で最も重要なところは土台です。それは高熱で圧迫されても、溶けたり壊れたりしてはなりません。祈りも発射台のようなものです。自分の利益のために祈ってはなりません。公的な祈り、自分を忘れた祈りは、あなた方をますます霊的に高めま。あなた方が霊的に高まれば、霊界と通ずることができるし、未来に対して準備することもできます。

 

 あなたの中には、二人のあなたがいます。内的人は外的人よりも鮮明です。二人はいつも一緒に行動し、喜びも一緒に味わいます。しかしもし、二人の行動が別々になるならば、それは悲しいことです。あなたの中では、そのような行動が毎日行われています。あなたがある人を見れば、あなたの内的な人が、その人が誰であるかを教えてくれ、またあなたが誰かの報告を聞けば、あなたの内的人である感が、その報告が正しいかどうかを教えてくれます。私は誰かが部屋に入ってくるだけで、その人が良い報告を持ってきたか、悪い報告を持ってきたかがわかります。そのように二体が一つになっています。

 

 あなた方は、自分の内的人にいつも尋ねることを怠ってはなりません。あなたの内的体は、いつも外的体と話をしたがっています。あなたの心霊が高まれば、内的体と外的体が一つになって話ができます。自分が話したくない時にでも、唇が動いて話すことがあります。それは自分が話しているのではなく、内的人が話しているのです。そういう現象が起こるのです。人間とは不思議なものです。ねずみでも、ボートが揺れて転覆しそうになれば逃げ出します。そうであるならば、神の最高の創造である人間に、危機が訪れようとしていることがわからないはずがあるでしょうか。あなた方はねずみよりも上なのです。祈りはそういう霊性を得るための力です。内的人と外的人が一体となるためには、力強い祈りが必要なのです

 

 あなた方は、空虚な祈りをしないようにして、霊的な体験をすることが必要です。あなた方の行なっていることが、成功するか失敗するかを、あなた方は霊的に知ることができるようにならなければなりません。成功するときには、なんとなくうまくいくように感ずることでしょう。体はそれを感ずるようにできているのです。アンテナを持っています。あなた方は自己中心的な考えを追い出して、そこから自由にならなければなりません。そうすれば大きな力がでてきます。そのような戦いに勝利しなければなりません。そうすれば神の力を求める権利が与えられます。そうして、神の国と神の義のために祈れば、神が降りて下さいます

 

 そして祈ったら行動しなさい。行動することによって祈りの力を知ることができるでしょう。昨日と違う自分を発見することでしょう。きょう成せなかったら、「神よ、きょう一日歩んできましたが、十分ではありませんでした。あなたの助けが必要です」と祈るのです。毎日、神にあなたの行動を示すのです。それは絶対に必要なことです。たとえ自分が意識しなくても、自然にそういう行動をするようにならなければなりません。

 

拍手[7回]

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

み言配信申し込みは以下のメールアドレスにお願いします

LINEアプリに配信できるようになりました。

既にLINEに配信されてる方は上記【LINE紹介】タブをクリックして手順に従って友達に紹介ください。

カレンダー

11 2024/12 01
S M T W T F S
21
28
29 30 31