今日の訓読のみ言友の会

生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。

神様の摂理から見た南北統一 3-1-3 第二次世界大戦を通して世界を主導すべきだったアメリカ(10月16日)

Oct.16.2022今日の訓読のみ言

神様の摂理から見た南北統一

第三章 分断韓国と世界
第一節 第二次世界大戦とアメリカの責任




三.第二次世界大戦を通して世界を主導すべきだったアメリカ

 

 第二次世界大戦直後において、キリスト教を中心としたアメリカは、世界を一つの世界として抱くことのできる神様の摂理圏にいました。(一六七―六七)

 

 アメリカは、第二次世界大戦以後に名実共に世界を支配できる国になりました。第一次世界大戦も、第二次世界大戦も、英国が勝ったのではありません。アメリカが勝ったのです。アメリカゆえに勝ったのです。では、アメリカはどのようにしなければならないのでしょうか。第二次世界大戦の主導国家であるドイツとか日本の独裁国家は神様の怨讐です。キリスト教徒を虐殺し、ユダヤ人を虐殺した神様の怨讐です。キリスト教に反対し、ユダヤ人を虐殺したのです。韓国のような国において日本がやったことも同じです。

 

 ですから、サタン世界と戦ってそれをすべて占領したならば、ドイツがもっていた土地の一角も誰にも譲ってはならず、日本がもっていた土地の一角までも、アメリカが管理しなければならないのであって、譲り渡してはならないというのです。このことを知らなければなりません。アメリカがそれをしましたか、できませんでしたか。(できませんでした)。ドイツが占領していたチェコスロバキア、アルバニアをなぜソ連に譲り渡したのか、というのです。なぜソ連に譲り渡しましたか。ドイツをなぜ東西に分けるのですか。すべてアメリカが管理しなければなりません。もし、ソ連が主張すれば、「そうではない、この者! 我々のおかげであなたが足を付けていることを知らないのか」と言わなければならないのです。この者たちは不法的に進軍してきたのです。

 

 アメリカが責任を果たせなかったのです。「この者、戦いは私がして、あなたは欲張るのか。この者、後退しなさい!」と言ったならば、共産党はその時なくなったのです。天の側の民主世界の青年たちが血を流して戦った目的は、神様の領土を広め、天の国の版図を広めて、天の人をたくさん探し求めるためだったのです。そのような神様のみ旨があって、そのみ業をさせたにもかかわらず、なぜ後退しますか。

 

 ドイツを分けてしまったのもアメリカが責任を取らなければならず、韓国をそのようにしてしまったのもアメリカが過ったのです。責任を果たすことができなければ誰が利益を得るといいましたか。(怨讐です)。怨讐が利益を得ます。第二次世界大戦で一番福を受けるべきアメリカが、責任を果たせないことによって、その福をすべて共産党がもっていったというのです。共産党がもっていったということを知らなければなりません。その次には、アメリカと英国の怨讐だったドイツと日本が、なぜ、福を受けたのか分かりますか。ドイツと日本がなぜ福を受けましたか。なぜ第二次世界大戦の後にこれだけ復興したのかというのです。敗戦国が復興するという、そのような原則は歴史にないのです。

 

 アメリカが責任を果たせなくて、怨讐たちが福を受けたのです。このようにして、今ヨーロッパからも後退、アジアからも後退……。神様が見るとき、このアメリカをどのように考えるでしょうか。アメリカは腐るばかりです。今滅びつつあります。責任を果たせなかったキリスト教徒が激しく打たれるのです。キリスト教が滅びるのです。キリスト教がアメリカを主導して、共産党に一寸の土地も与えず食い止めて、すべて押してしまうことができなかったので、そのようになっているのです。(八〇―三〇八)

 

 ヨーロッパにおいてアメリカと英国など、自由陣営が過ったことが何かといえば、ソ連がハンガリー、ポーランド、チェコに進軍したとき、東欧の反ソ運動を後押ししてあげられなかったことです。もしその時、強力にそれを後押ししてあげていたなら、ユーゴからチェコ、ルーマニアまで連結される、ソ連に対備する一つの防衛戦が整えられたはずです。その当時、ユーゴスラビアはソ連政策に反対していました。その他、ルーマニア、チェコスロバキアなどでも自由化運動がありました。ところが、アメリカがじっとしていたので、中間部分が飛んでしまいました。その時のソ連の立場は、将来バルカン半島を自分の足場にするために、この線を失ってしまえば大変なことになるので、軍隊を動員せざるを得ない立場だったのです。(五四―一六〇)


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