今日の訓読のみ言友の会

生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。

神様の摂理から見た南北統一 6-2-4 南韓解放を宣伝してきた北韓(1月17日)

Jan.17.2023 今日の訓読のみ言

神様の摂理から見た南北統一

第六章 南北統一の道
第二節 北韓の実情




四.南韓解放を宣伝してきた北韓

 

 北韓共産党の目的は、他でもない南韓解放です。赤化統一です。これは中国共産党もそのように唆し、ソ連も同様です。南韓解放が成し遂げられればどうなりますか。日本を動かすことができるのです。日本を動かすようになれば、太平洋時代において主役になるとにらんでいるのです。もし金日成の思いどおりになれば、日本共産党とアジアの共産党はソ連に属さず、新たに連合共産党をつくろうと言い出すのです。弱小国家たちの、中国共産党に隷属しないこのような群れが、赤化圏の中に集まって新たなる弱小民族連合体の形態をつくってソ連にブレーキをかけ、アメリカにブレーキをかけようとすることでしょう。このような準備を行っているのです。それゆえ北韓がアメリカに対しても浸透工作をするではありませんか。カナダでもそうなのです。中国共産党と連合戦線を取っているのです。

 

 このような面において北韓は自体内の基盤強化も行ってきましたが、国際的な宣伝を南韓以上に行うのです。全世界に散らばっている大使館を通じて、自由世界の大部分の国家に対して指導層、長官、局長級まで全部教育しているのです。金日成についての雑誌が彼らの居間にまで漏れなく入っていっているのです。解放以後何年たちますか。三十九年の間このような行動をし続けてきたというのです。

 

 南韓、これはいったい何ですか。それ自体も与党、野党に分かれて争っています。腰が折れて真っ二つになるかもしれないというのに、けんかなどしている時ではないのです。あちらでは命令一下、あらゆることが可能なのです。(一六三―一八九)

 

 以前から政府樹立をしながら南韓解放を主張し続けてきました。今まで四十年間主張し続けたのです。一歩も譲りません。先生が以北にいた時も今も、主張している体制の内容が変更されたものが一つもありません。ただそのまま、プログラムどおりに行動していくのです。最初に彼らが理論的に強化した時には全部が反対をしたのです。頭をこんなふうにしたのです。(行動で表現される)しかし次第に締めつけられて、今では頭を横に振るなんてことはあり得ません。今となっては話もできない境地に入ったというのです。(一六三―一八五)

 

 今我々が北韓に対処して、北韓を解放しようと立ち上がるということは簡単なことではありません。彼らは四十年間軍事訓練を行い、南韓を解放するという精神武装を行ってきたのです。それだけでなく政治工作、このようなこともすべて武装されているのです。いったん南下して来れば、その日から政治活動をすることができるのです。工作隊員としてしっかりと組み込まれているのです。そこには「民青」が入っていて、「赤衛隊」、「郷土防衛軍」などが組織されていて全部協力し協助するようになっています。若者たちと軍隊が連結されているのです。党が動いてあらゆる社会を監視しながら引っ張っていくのです。

 

 南韓で知られているように、北韓をその程度に考えたならとんでもありません。このような北韓を解放しようと立ち上がった我々の思考方式が、あまりにもばらばらなのです。一方北韓はばらばらではありません。全部一色です。一つしか知らないのです。南韓解放、そのためには千回、万回死んでも惜しくはないというのです。皆死ぬ覚悟をしています。あなた方もそのように考えていますか。考えているだけではだめなのです。(一六三―一八八)

 

 今やアメリカ国内の共産主義問題は、韓国の問題と直結しています。それゆえソ連が世界での勝敗問題をかけてアメリカを制覇するのは、三十八度線を中心にアメリカの基盤を除去することによって可能になると考えるのです。そのため以北の主張はアメリカ軍全員撤退と平和攻勢を持ち出してきます。ソ連も同じ平和攻勢をしかけながら「……をしよう、しよう」と圧力を加えて来るのです。

 

 「我々は一つになろう」という平和攻勢を行って、継続して圧迫しアメリカを追い出せばソ連が入ってくるのです。そうなれば南韓は自分の餌食だと考えているのです。(一九八六・一・二一)

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