生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。
聖人の基準まで成長してほしい
御旨と世界 P.818
摂理とは何でしょうか。摂理とは全体の目的を実現するために現れたものであり、その全体目的の中に現れたものが自分なのです。ですから、自分という存在は、摂理の所産として生まれた公的存在なのです。あなたが地上に生まれ成長するためには、お父さん、お母さんの世話になりました。そのことを有り難く思わないですか。自分の子供を生むということは、世界のために宇宙のために後孫を生み出す、ということを意味するのです。大抵の両親は知らないのですが、宇宙を代表した息子を育てる、という観念をもって子供に対さなくてはならないのです。ですから父母は、真心を込めて子供を愛さなくてはなりません。父母の立場は、そのように真心を込めて愛するという公的な立場であるということは知られておりません。しかし、本当はそうなっているのです。そして子供は、父母の真実の愛を受けて、家庭を中心となるように育てられるのです。そして孝行息子、娘となれば、父母は「愛国者になれ、愛国者になれ」と言うのです。アメリカでは、こういう話を聞いたことはないでしょう。
今、あなたは孝行息子、愛国者の基準にいるでしょう。しかし、私はあなた方に “聖人の基準まで成長してほしい” と願っているのです。それにはあなた方全員を訓練し、世界に送り出さなければならないという、こういう結論になるのです?
公的な人は、話も公的な立場からするし、見ること、聞くこと、考えること、それから衣食住すべての生活を公的な精神でするのです。公的な心というのは、すべてのものを愛する心のことです。
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