今日の訓読のみ言友の会

生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。

自然は愛の理想を教えてくれる教材(1月17日)

Jan.17.2017 今日の訓読のみ言

自然は愛の理想を教えてくれる教材

真の愛

 

自然とは何でしょうか。神様が私のために、慈しむ愛をもった息子、娘が生まれるとき、慈しむことができる万物として、贈り物として下さった展示品です鳥の鳴き声一つが、成長していく草一株が、愛する息子、娘たちの生活の美化のためにつくられた装飾品なのです。路傍にころがっている岩も、息子、娘が国を治める主人になることを知っていて、その国の装飾品としてつくったのです。流れる水も同じです。

 無味乾燥で単調であってはいけないので、造化無双な和合の園として、愛のためのそのような世界を見て、その相続を受けることができる夢の王子、希望の王子を造るために創造されたのです。そのため、万物を通して学ぶのです。雄と雌が「ちゅんちゅん」するとき、これをその主人になるおばさんも学べというのです。互いに慈しむ世界に向かい、自分の一生を命を懸けて生きている本然の被造世界のその美しさを、褒めたたえられなければなりません。そのようになれば、その家の垣根に鳥も飛んできて暮らそうともするのです。雛を産もうとするのです。何の話か分かりますか。

 博物館にある、何かの作品がどんなに貴重だと言っても、生きている作品にかないますか。神様の作品であるこの地球星の万物博物館を、誰が神様以上に愛したのかというのです。自分の国の博物館以上に愛したのかというのです。道端で踏まれるたんぽぽ一株が、博物館にある新羅時代の金の冠よと比べられますか。神様が直接つくられたものであるのに。そのような神様の心情をもって、「お前を、本然の神様が慈しむことができる王の位置で、愛を受けたその位置で、愛せない私自身が申し訳ない。恥ずかしい」と言い得る心をもって慈しむ、そのような王がいるとすれば、その草もその王に従っていき、永遠不変、共にいたいと思うでしょう。そのように生きなければならない人間なのです。(175-187, 1988.4.16

 

 自然を愛し、人を愛するすべを知らなければなりません。人を愛することができず、自然を愛することができない人は、神様を愛することができない、ということを知らなければなりません。万物は神様の象徴的な存在であり、人間は実体的存在であるために、万物と人間を愛するすべを知っている人は、神様を愛するようになるのです。70-182, 1974.2.9

 

 いつも自然を愛さなければなりません。自然を愛さなければならないのです。また、人間を愛さなければなりません。人間の中でも、五色人種をすべて愛さなければなりません。「ああ、私は白人たちだけが好きだ」と、神様がそのように言いますか。そうであれば、すべて白い服のみ着なければなりません。白人たちはみな、白い服のみ着なければなりません。色の付いた服は、すべて捨てなければならないのです。黒い服をどうして着ますか。色の付いた服をどうして着ますか。矛盾しているのです。(133-30, 1984.7.1

 

 神様が造られたすべての存在を愛の対象として感じなければなりません。すべて、虫けらまで愛し、人はいうまでもなく、すべての天にあるものまで、無形のもの、有形のものを愛することができ、愛を受けることができる皆さんにならなければなりません。朝、鳥が「ちゅんちゅんちゅん」と鳴くときは、「やい、このすずめ、私が朝寝しようとするのに何でちゅんちゅん鳴くのか」と言わないで、「ああ、お前、有り難い、ああ、私を起こしに来たのだろ、大切なお客様が私に会いに来るのをお前が教えてくれるのか」と、このように考えなければなりません。思想が違うのです。これが偉大なのです。(112-219, 1981.4.12

 

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