今日の訓読のみ言友の会

生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。

迫害を通して神自体が否定圏をつくる(9月6日)

Sep.6.2019 今日の訓読のみ言

迫害を通して神自体が否定圏をつくる

御旨と世界 P.849  

「宗教を信ずる者たちが自分自体で否定せよ!自分が否定圏をつくれ」と。それはつくれない。自分で否定圏をつくることができないから、相対関係において否定される基準をつくればいいんだね。立場が同じだよ。誰かに否定されるような立場に追い込まれればいい。何の話か分かった?自分自体が否定圏をつくることができないから、神様自体が否定圏をつくってやる。それみんな逆に打つんだ、みんな。これが迫害の動機である。分かった?何の話か。だから、神様を信じ、宗教を信ずるというと、みんな一番近い者が、親とか愛すべきもの自体が反対する。それは何を意味するかというと、結局はサタン自体が第二の主体圏に立って第一の主体を打ったことになる。だから、 不正の者が聖なる者を打った場合には弁償しなければならない。この弁償の道をたどって宗教の発展がなされる。何の話か分かったの?

 

 だから、なぜ迫害させるのか?神様は宗教圏内において自己否定圏を個人より家庭、族、民族、国家、世界圏まで拡大しなければならない。自分自体がそれをやることはできないんだね。 否定するとしても人間自体が否定の限界も分からない。このぐらいでいいだろうと思うんだね。それは蕩減復帰において個人否定基準がこれだったら、もう個人肯定完成、蕩減完成しただろうと考える、それではいけない。世界的な蕩減のその個人蕩減基準に向けて、否定基盤をつくらなければならない。それは人間自体も知らないんだね。しかし、サタンと神様は知っている。分かりました?

 

 それで人間肯定否定基準においては、その限界を人間自体は分からないから、それの分かるサタン自体がその人間を、世界的な個人否定基準に向けて、これをぶっかけてくる。だから、今まで歴史過程において、迫害を受ける時に宗教は発展した、というような結論を出した。それはこの意味だ。はっきりしたね。自己否定を自体ができないからサタン自体にそれをせることによって、それに勝利し得た場合には否定圏勝利基準に立つのだから、その者は別の主体の相対圏に立つことができる。分かりました?だから、絶対主体なる神の前に絶対否定の迫害の結果において、神の相対圏に立つんだから、神は干渉することができる。だから、迫害の絶頂点をつなげながら宗教は発展してきているという理由はここにある。はっきりしました?

 

こう見れば、大概、君たちなりにも蕩減復帰はどういうふうにやるべきかが分かる。自分一人で否定できない。だから、迫害を通して否定された条件圏に立たせて、神様と共に相対圏を拡大していっているのが、宗教を中心とする摂理の行くべき道である。分かりました?

 

 だから、迫害は絶対必要じゃない?(必要です)絶対必要。迫害過程を通過せずしては、神に帰る道はない。みんなそうである。仏教にしても、儒教、キリスト教にしても、ああいうような過程を通過したんだから、世界的発展の時代を迎えるようになってくるんだね。このことを宗教は分からない。この基準を今まで分からなかった。なぜ、宗教は苦行しなければならないのか、迫害を受けなければならなかったのかということが分からなかった。その基準のポイントを、君たち分かったね。はい)


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