今日の訓読のみ言友の会

生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。

拘束された神様 囹圄(れいご)の神様(11月10日)

Nov.10.2024 今日の訓読のみ言

拘束された神様 囹圄(れいご)の神様

 

天聖経 真の神様

 

神様が立つ瀬を失った

神様が神様の本分を果たせずいます。このような多くの事情を残した歴史過程で、神様の骨髄が溶けるような悲痛な涙と流した血の跡がこの地で喚声(かんせい)を上げているという事実を知らなければなりません。このような神様の恨を解怨成就する使命があるということを知っているがゆえ、私が今までこうしているのです。

            

 神様を解放しなければなりません。神様は今愛を中心として拘束されています。監獄に閉じ込められているのと同じです。解放されていないのです。全知全能の神様、宇宙を創造された神様が人間ゆえに愛を中心として築こうとされた理想世界をサタンに奪われたので、神様も心情的に解放されないのです。神様の心情的解放基盤がこの宇宙にできないのです。神様も拘束されました。愛する子供が死んだのに父母が安らかでいられるでしょうか。いられないのです。

            

 神様を私の手で解放しようというのです。神様は解放された神様ではありません。拘束された神様です。息子、娘を失った父母、なおのこと孝行息子が死んだのちの父母の心を解くためには、その孝行息子以上にすべての面を備え、十倍以上功を尽くして孝行しても、その本来の心を解放することはできません。レバレンド・ムーンがそのような神様を解放しようというのです。

           

 悔しい神様、神様がなぜ悔しいのでしょうか。人間世界では青春時代に苦労すれば必ず未来に希望が保証されるのですが、神様は歴史始まって以来今まで苦労しているのに、いつ希望があるのでしょうか。いつ神様の希望が成し遂げられるのでしょうか。神様は若い神様でしょうか。今は年老いた神様なのでしょうか。神様は何歳だと思いますか。神様は宇宙の外にいるので年齢もありません。神様は地球のように太陽系を一年に一度ずつ回るでしょうか。その外側にいるので数えられません。計算する必要がありますか。

            

 神様がどれほど悔しいかといえば、王座を奪われました。王座を怨讐に奪われたのです。神様が神様となれず、悲しみの歴史をもっていらっしゃるという事実を知らなければなりません。自国の王、宇宙の王であるのに、王が生きているのにもかかわらず、王は死んだとさげすまれているのです。御自身の理想を奪われ、御自身の愛する息子、娘をすべて奪われ、完全に怨讐のもてあそぶ地球となってしまいました。

            

 万民が嘆息圏を抜け出さない限り、父母の立場に立った神様は嘆息圏内から抜け出すことができないのです。愛する子供が悩んでいるのに父母が安らかな立場に立つことはできないのです。このような立場に神様がおられるがゆえに、神様を解放してさしあげなければなりません。何によって神様を解放してさしあげなければならないのでしょうか。神様は万民を愛することのできない拘束圏内にあるので、万民を自由に愛することのできる解放圏を神様の前に取り戻してさしあげるべき責任があるのです。堕落した人へと落ちぶれたので、堕落線を越えて勝利した息子、娘となって解放してさしあげなければなりません。

           

 人間が堕落することによって何がどうなりましたか。神様が自由な神様になれませんでした。拘束の神様となりました。次に人類始祖が拘束されてしまいました。その次には天使世界まで拘束されてしまったのです。それだけではなく、歴史的に多くの宗教人が拘束圏内であがいています。人類もやはり同じです。

            

 親不孝者をもった親は、その親不孝者によって拘束されるということを知らなければなりません。その親を解放するためには、親不孝をした以上の孝行を尽くさなければなりません。それだけでなく、大衆の前で公認されなければなりません。そうして初めて過去の罪を洗い流すことができるのです。これが天理です。同じ道理です。「先生だけのために……」というのは必要ありません。

 

隣人とこの国、この民族はかわいそうな群れです。五千年間「わらぶきの三間の家を建て、両親に侍って、千年万年……」(韓国の童謡の歌詞)。両親に侍るという言葉は有り難いのですが、千年万年わらぶきの三間の家に住むのですか。かわいそうな民族です。このかわいそうな民族を正しく指導しなければなりません。お金も何もないこの民族が、神様の恵みまで受けられなければ、どこに行って暮らしますか。

 

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