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今日の訓読のみ言友の会

生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。

【映像】食口の皆様へ 「許せ!愛せ!団結せよ!」

食口の皆様へ 「許せ!愛せ!団結せよ!」



2016年9月27日 ニューヨークのご自宅にて

<訓読されたみ言の原文です>

許せ! 愛せ! 団結せよ!
ウォーターゲート宣言文(ニューヨーク・タイムズ及びワシントン・ポスト掲載)
一九七三年十一月三十日



 一六歳の時以来、私はずっと絶えず神の御臨在に接してまいりました。そこで神が私にお示し下さった、数多くの洞察を、世に明らかにすることができました。一九七二年一月一日、神は祈っておりました私にまた語りかけられました。アメリカに行き、アメリカの人々に希望をもって団結するように呼びかけよと神は語られたのです。

 神の召命に従って私は当地にまいり、「希望の日」の旅行を始めました。一九七二年、私はこのメッセージを七つのアメリカの都市に携えてまいりました。今度の全国講演旅行は、一九七三年十月一日、ニューヨークのカーネギーホールで始め、二十一のアメリカの都市に出かけ「希望と団結」のメッセージを発表する予定です。

 ニューヨークでの講演の後、私はボルチモア、フィラデルフィア、ボストン、ワシントンD・C、ニューオリンズ、ダラス、タンパ、ならびにアトランタで講演を致しました。これらのアメリカの大都市で受けた親切な御歓待(ごかんたい)に私は深く感動しております。とりわけ、その趣旨に御賛同くださり、「希望と団結」をその地で宣言して下さった市長様他関係者の各位に深く感謝致します。

 アメリカの旅行をしながら、私はその病める国土をこの目で見ました。その道徳、ならびに精神の頽廃は、みじめですさまじいものでありました。多くの人々はもはや自分がアメリカ人であることを誇りとしておりません。私は、アメリカの国が「ウォーターゲート」の悲劇でその心も魂も致命的に傷つけられていることを知りました。我々は今やアメリカ史上恐らく空前の危機に直面しつつあるのです。事態はきわめて深刻であります。それは政治的、社会的、経済的危機以上のもの。実に自分の魂の危機であります。これは単なるホワイトハウスの一個人の問題ではありません。我々すべてにとっての危機であります。

 一九七三年十一月十日、私はその旅行を二週間休んで韓国に帰りました。その期間、私はアメリカの問題に対する回答と新しい希望とを必死に求めつつ、祈りと冥想に費やしました。

 今日我々はアメリカの諸事件について、何が間違っているの、誰が悪いの、どうしなければならないの、といった多くのことが取りざたされているのを耳に致します。悪意に満ちた非難が、今やアメリカの日々の主食となりつつあります。憎しみと苦しみとが人間の魂をしめ殺しつつあります。ある者は「大統領を弾劾せよ」と絶叫しています。意見は分裂し、議論は果てしなく続きます。大統領はその職に留まるべきか、また、職を辞し、あるいは、裁判にかけられるべきかと。

 我々はすべて、アメリカが自分でその大統領、ジョン・F・ケネディを一九六三年、暗殺したのを目撃しております。しかし、今日、多くの者はその事に気づいておりませんが、アメリカは再びその大統領を緩慢(かんまん)な過程で殺しつつあるのです。

 一発の弾丸がケネディの命を奪いました。しかしその同じ弾丸が国民を共通の悲しみと悔恨(かいこん)の思いで一つに団結せしめたのです。

 今度は、憎しみと非難の弾丸が大統領を破滅させるばかりではなく、そのまき添えで国全体を奈落の底に引きこむ恐れなしとしません憎しみの戦いに勝者はいないのです

 信仰再生の時

 ものを考えるアメリカのすべての人々は、この国の将来について深く心を痛めております。アメリカは致命的な打撃を被ったと信じている者さえもいるのです。しかし、アメリカ歴史上空前のこの危機の瞬間にあっても誰ひとり「何が神の御旨なのか」と問う者がいないというのは奇妙なことであり、失望を禁じ得ませんもし、アメリカが「神のもとでの一つの国」として思い描かれていたのなら、その答えは神からやって来るのでなければなりません。そう問うのをいつしかやめてしまったのでしょうか。

 私はこうべを垂れ、アメリカの心臓の鼓動にじっと耳を押しつけます。しかし、神からその解答を得ようと求める人がひとりもいる気配がありません。我々は批判をし続け、その間に国は傾いてまいります。──もっと批判すれば、国はさらにいっそう深く、より大きな危険のうちにはまりこんでいきます。今こそアメリカは「我等神を信ず」というモットーに表された信仰を再生すべき時であります。これこそがアメリカを偉大な比類のない国家たらしめた建国の精神なのです。神はアメリカをこの精神のゆえにこそ祝福し給うたのです。その上、アメリカは現代の世界に対する神の御計画のうちにあって、決定的な役割を果たそうとしております。

 神はアメリカの今日に賭けておられます。それゆえアメリカの危機は神にとっての危機でもあるのです。その答えは上から、神から、その答えを持っている者から来るのでなければなりません。私は神にそのメッセージの送り給うよう熱烈に祈ったのでありました。

 自分自身に石を投げなさい

 答えはやってまいりました。神が語られた最初の言葉は、「許せ」というものでありました。アメリカは許さねばならぬ。これまでたとえどれほど悪いことが行われたにせよ、どれほどの過ちが犯されたにせよ、アメリカにはなさねばならぬ神聖な行為がある。アメリカは許さねばならぬ。ウォーターゲート事件は確かに過ちである。しかしそれは、ひと握りの数の人々の過ちたるにとどまらず、人類の過ち、アメリカ国民全体の過ちなのであると。主の祈りにはこうあります。「わたしたちに負債のある者をゆるしましたように、わたしたちの負債をもお許し下さい」と。もし神に我々の罪を許して欲しいと願うのなら、まず始めに互いに許し合わなければなりません

 ウォーターゲートは単なる大統領個人の試練ではありません。ウォーターゲートはアメリカの信仰の試練であります。この国が道徳的危機のまっただ中にあって、神の御前にいかなる姿で立とうとするのか? 二〇〇年前、キリスト教の伝統の上にうち建てられたこの国が、今日もなお、その同じ伝統を保持していくことができるか? この国はその寛大さと互いに許し合う心の証を立てることができるか? これは全アメリカ国民のテストであります。昔、ニューイングランドに来たアメリカの移動者達は多くの大きな過ちを犯しました。しかし、彼らの神への信仰によって多くの危機を切り抜けてきましたし、またそれによってアメリカを繁栄に導くことができたのです。

 聖書には、律法学者やパリサイ人がイエスを試みた時のことが書かれております。彼らは石で打たれるべき女を彼のもとに連れて来ました。彼女は姦淫の現場で捕えられたのでした。モーセの律法は報償的な義を要求しました。しかし、イエスの福音は許しでありました。彼は立ち上がって彼らにこう言われました。「あなたがたの中で罪のない者が、まずこの女に石を投げるがよい」と。しかし、彼らはそう言われたのを聞くと、良心の呵責に迫られて年寄りから始まって、一人ひとり出て行き、ついにはイエスだけになり、女は中にいたまま残されました。イエスは身を起こし、その女以外には誰もいないのを見て、女に言われました。「女よ、あなたを責める者はどこにいるのか? 誰もあなたを罰するものはいなかったのか。」女は言いました。「主よ、誰もございません。」するとイエスは女に言われました。「わたしもあなたを罰しない。お帰りなさい。今後はもう罪を犯さないように」(ヨハネ福音書八章三~十二節)このように誰も最初の石をあえて投げようとはしなかったのであります。

 あなたがたのうち一体誰がその最初の石を投げる者となるでしょうか? 今は自分の指導者に石を投げている時ではありません。今はお互いに石を投げ合っている時ではありません

今は、国家的な悔い改めの時
 私はとりわけ、リチャード・ニクソン大統領の為に祈ってまいりました。私は神に尋ねました。「リチャード・ニクソンという人に対して我々はどうしたらよいのでしょうか」と。答えが再び返ってまいりました。神が私に語られた第二の言葉は、「愛せ、彼を愛することがあなたの義務である」というものでありました。我々はリチャード・ニクソンを愛さなければなりません。イエス・キリストは自分の敵をさえも愛したのです。あなたは自分の大統領を愛さなければならないのではないでしょうか?

 
あなたの家族のひとりが悩んでいたら、あなたはどうしますか? あなたは彼を非難し、彼を裂き離そうとするでしょうか? もちろん、そうはしないでしょう。あなたは彼を慰めます。無条件で愛します。あなたはアメリカという家族の一員であり、リチャード・ニクソンはあなたの兄弟なのです。それなら兄弟を愛さないでおられますか? あなたは合衆国の大統領を愛さなければならないのです


 この国は神の国であります。それゆえ、合衆国大統領の職務は神聖なものであります。神は一人ひとりに霊感を吹き込み、国民の意志を通じて彼を大統領として承認されます。彼は神の御言の上に手を置き誓いを立ててから職務を行います。歴史の現時点においては、神はリチャード・ニクソンをアメリカ合衆国の大統領に選ばれたのです。それゆえ、神は彼を解任する力と権威を持っておられます。この問題についても深く神の導きを仰ぎ、大統領の職務自体を支えていくこと、これが、そしてこれのみが、我々の義務であります。神が神の選び給うた者を解任することに定められたなら、神はそう語られるであろうことを信じようではありませんか。

 私は祈り続けました。その時、神が私に語り給うた第三の、そして最後の言葉は、「団結せよ、アメリカは団結して一つにならなければならない」というものでした。

 許しの心をもって一つに団結しようではありませんか。愛の心をもって団結せよ。今は国家的な悔い改めの時であります。アメリカはかつては地球上に善の理想を求めて一つに団結し強力な国家を造り上げるすべを知っておりました。アメリカは目にうるわしい美しい国土をもち、すべての民族、すべての人種、すべての宗教が統一されて一つの動く全体となっている国であります。その力の源は、神とお互い同士に対する愛と信仰でありました。

 アメリカの今日の危機は乗り越えることができます。我々は神に対する信仰を再び燃え立たせ、我我自身を愛によって再統一しなければなりません。アメリカの運命は世界の運命と切り離すことはできません。アメリカの安寧は神の御計画に影響を与えます。神はこの国を現代の摂理における代表選手として選ばれました。数年先の建国二〇〇年祭を迎えるに当たって、神はアメリカをウォーターゲート問題でテストしておられるのです。アメリカは愛と許しの心によって一つに団結できるということを実証しなければなりません。神に対する信仰を今ひとたぴ更新せしめようではありませんか。ここにこそアメリカの力の源泉があったのです。アメリカは神のみ旨に生きなければなりません。その他に選ぶ道はありません。


 アメリカの国民にかく語りかける私は一体誰でしょう。私は合衆国の市民ですらありません。私は韓国人であり、客に過ぎません。

 しかし、私は、アメリカを自分の国と同じように愛しているから、このようにするのです。

 この国は神が愛する国です

 そして私は神を愛し、神は天にいます我らの父なのです。どこであれ、私の父なる神の住まわれるところが私の国です。真に、父の国はまた子の国でもあります。アメリカはそれを最も愛する人のものです。私はアメリカの安寧をわがことのように心配しております。これがこの問題についてあえて発言する私の勇気の基となっているのです

 その上、私は長い間、待ちに待っておりました。私は誰か偉大なアメリカの精神的指導者か伝道者が、この荒々しい気の滅入ってくる時代に、ウォーターゲートを越え、神を中心として、アメリカを 一つにするであろうことを心待ちにしておりました。

 しかし、ただの一人の精神的指導者も団結を呼びかけはしませんでした。アメリカの国民に向かって、このことをはっきりと呼びかける荒野で呼ばわる者の声を耳にすることができませんでした。ことここに至って神は再び私に語りかけられました。「恐れるな! ニネベのヨナを思い出せ、叫ベ!!」と。私はそれに従いました。


 それがなぜ私がこのようなことをしているかの理由であります

「希望と統一の日」四〇日断食祈祷を宣言


 世界統一教会の創立者として、私はここに、一九七三年十二月一日から四十日にわたって、我々の教会員によって断食祈祷を行うことを宣言致します。

 このことを通じて我々は、我々の国に、今が国家危急の時であることに気づかしめようと決意致しました。アメリカは、ウォーターゲート事件によって引き起こされた重大な危機に直面した今、愛と許しのキリスト教の伝統のもとに、一つに団結しなければなりません。我々はここにこの国を癒し団結せしめる唯一の道として、ウォーターゲートの危機に向かっての全国的断食祈祷を推し進めていこうと思います。

 今日は確かに落胆と道徳的危機の時代であります。しかし、それはまた、アメリカ人達が信仰と勇気とにおけるアメリカの真の偉大さを証することのできる大きな機会でもあります。歴史上の偉大な国民は、その偉大さを、普通の状況のもとではなく、危機の時に立証したのであります。

 今こそアメリカ国民は、神を信ずる偉大な国民として行動しなければならない時であります。そうすればこの日は、新しい希望と団結の日となることでありましょう


 
「神を信ず」というこの四文字のうちにアメリカが生き残り、繁栄し続け得るか否かのすべての鍵があります。アメリカは神のみ旨に生きなければなりません。アメリカのこの歴史の交差点にあっての 神の命令は、「許せ、愛せ、そして団結せよ」ということであります。

 

<束草(ソクチョ)事件> 
参考サイト

http://blog.livedoor.jp/kimyongsong/archives/1033996085.html

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