今日の訓読のみ言友の会

生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。

「今の教会はみ旨を忘れ、堕落圏に戻ってしまった」神山先生の講話(5)2014年9月14日SEOUL

 私はお父様を愛しています。皆さんはお父様を愛していますか?
 
 もしそうであれば、
皆さんと本当に一つになれると思います。兄弟姉妹だから。今、私がこういう話をすると今までの親しい友達がどんどん離れていくでしょう。そして、違うタイプの人達と良き兄弟姉妹になってきています。
 
 イエス様も言いました。イエス様のお母さんがイエス様の
ところに、お願いがあってやって来ました。「婚礼のお酒がないから・・・・」と。その時イエス様は 「私と何のかかわりがあるのだ。私の母や兄弟とは誰だ。み旨を行うものが私の母であり、父であり、兄弟である」 と。このように、み旨を中心として集まる人達が本当の兄弟であり姉妹だと思うのです。
 
 み旨とは何かということを私達は深刻に考えなければいけません。本当にみ旨を愛してるとしたら一つになれるはずです。

 お父様というお方は、神様が送られた方です。お父様は神様と父子の関係であり、お母様という方は、お父様が堕落圏から探し出された女性であり、育て、教育し、真のお母様となれるように、その道を開かれました。お母様はお父様と絶対服従の基準を立てて行くならば、苦労の道を行かなくてもそのまま天国に行ける、とお父様は語られました。

 大きな円を二つ描いたこの図表を説明します。左側が堕落圏で、右側の円が蕩減条件を立てて作られた後天時代の新しい圏、お父様がここにメシヤとして立たれました。

 そして堕落圏から一人の女性を連れてこられ、相対として立てられ、真の家庭を作ら
れなければならないのです。お母様は、お父様の前に絶対服従の基準で一つにならなければなりません。
 
 今日、皆さんに紹介したい、お父様のみ言があります 。

  メシヤたる者はいかなる者か。メシヤは、ただ一つ、神の 内心にあったその
愛があるとすれば、その愛の全体が集結したその愛、方向を固め、出発点を同じくして、一致した方向のその愛を、 総合された愛を受ける最初の者である。その者とは何か。神の前に初めて生まれた長男。長男だね。分かりました?メシヤとは何かというと、神の愛の前に初めて生まれた、神の愛の前に立った、初めて神の長男としての愛を受けるそういう立場に立った者がメシヤだ。

 だか
ら、イエス様 もそういうことを言ったんだね。イエス様はひとり子、一人息子である。ひとり子、息子であるというのは、全体の愛を受けることである。始めから終わりまでね。神が絶対なる主体となれば、 (メシヤは)男として、絶対なる主体圏 に立つ者だ。それはどんな立場か。父子の 関係だ。 父子の 関係。分かりました?

 だから神の全体の愛を、個人に向ける愛、それから家族に向ける愛、氏族、民族、 国 家、世界に向ける愛。神の長男の子供として、すべての 圏 を超越したその基準において、代表的な愛を受ける資格をもって 来 られる者が何? (メシヤ)。

 だから、神の子供。神の愛する子供が生まれてきた。しかし、愛する子供一人で何になるか。子供自体は、その相対者を得なければならない」。
                           
(御旨と世界)P.852

 「相対者をどこから得るか。天上から得るんじゃない。 堕落の結果地上で失ったんだから、地上で再創造しなければならない」
     
(御旨と世界)P.852

 神様を中心とする理想的な真の家庭を取り戻すことができなければ、理想的な
国も世界も取り戻すことができません。本然の真の家庭を先に立てなければならないという原則がここにあります 。 したがって、個人が救援の目標ではなく真の家庭が救援の基本単位になるのです。
   
(294 - 67 1998 ・ 6 ・ 11 )
 
 神のみ旨とは絶対主体圏に立つメシヤと絶対愛、絶対信仰、絶対服従の基準で一つとなり神様の血統(血筋)に連結され理想家庭を完成させる、そして氏族、民族、国家、世界、天宙へと拡大し神様の願う理想世界を実現することです 。

 以上のみ言から見て、現状はどうですか?今の教会はみ旨を忘れー堕落圏に戻ってしまった・・・・と、私は考えております。
そう思いませんか・・・・・?

 堕落圏に戻っての活動は(図表で説明)この圏内でいくら活動をしても、そのような教
会、そのような運動は、何時の時にか滅びるしかありません。このような極端なことをいうから問題なのですが・・・・・。

 私は、はっきりと言いいます。そうでなければ、お父
様の恨を解いてさしあげることができません。教会と幹部は共に堕落圏に来てしまっています(図表で説明)。このようなところはいつか滅びるのです。

 今まで多く人達が平和運動をして来ましたが、その平和運動はいくら努力しても平和な世界を作ることができず流れてしまっております。それは神様の保護する圏内でしている、活動ではないからです。

お父様のみ言を紹介します

不完全な人間ばかりを中心として展開する平和運動は、歴史的に常にその限界にぶつかり、挫折してしまったのです。世界平和実現の華やかな夢を抱いて出発した国際連合(UN)が、今日その生まれながらにしてもつ限界点にぶつかり、人類にこれ以上希望を与えることができずにいることも、正にこのような理由の ためです一言で言えば、 天が直接運行し、歴史を摂理できる時を迎えることができなかったということです 。 皆様、しかし今では、時が変わりました。過去80年以上の歳月を捧げ、ひとえに天の道だけを歩んで勝利したレバレンド・ムーンの勝利的基台の上に、ついに後天開闢の時代が宣布されたのです 」
                         
平和神経 p75
  
 真のお父様は神様の前に絶対服従の基準を立てておられるのです。その方のまえに絶対服従の基準で一つになったならば。神様の恩寵をそのまま受けるのです。天運がそこに繋がるのです。偉大な力がそこに生まれ、無限の力が存続し拡大し始める、神の真の愛の心情圏が連結されるから・・・と、お父様は言われます。


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