生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。
統一教会への公開討論の呼びかけ
2014年12月15日
神山威・日本統一教会名誉会長
昨今の教会の主張には、お父様のみ言からみて違和感を感じる方が多いのではないでしょうか。私は、お父様のみ言と異なる主張をしている教会に対し、公開討論を求めています。
9月に日本に行き、教会本部で討論することを求めましたが、妨害されてしまいました。また、東京で講演した後、その場に来ていた教会幹部に対し、公開討論を求めました。その幹部は、考えてみると言いましたが、今に至るまで何の音沙汰もありません。
ところが、数日前に、教会本部のホームページに、「『神山威氏の代弁者の批判』に反論する」という反論文が掲載されたことを知らされました。それは、太田朝久氏が統一教会を代表して、「神山威氏の講演内容の誤り」と文章と映像で、私を批判したようですが、私の講演文を読まれた方が、ご自分のブログで「神山氏講演に対する本部批判について」といった批判を加えたため、それに対する反論だったようです。
こういった議論は、大いにすべきだと思いますが、教会は、私が公開討論を要求しているにもかかわらずそれを妨害し、また、私に対する批判文を教会のホームページに掲載しながら、私に何の連絡もせず、「神山威氏は沈黙したままです」などと嘘の主張をしています。
そして、「本来ならば、教会の『公式見解』に対しては、神山氏本人が応答すべきものであるというのが筋であるために、今後は、神山氏の応答があった場合に、『反論文』を掲載することを基本と致します。」などと述べていますが、これも私には一切連絡がありません。
しかし、これは良い機会と考えるべきでしょう。ぜひ双方が納得できる場で、双方同数の討論者で公開討論をしましょう。一週間、返答をお待ちしています。
先日(2014年12月15日)、日本統一教会に対し、上記の「公開討論の呼びかけ」を送りましたが、1週間が過ぎても何ら回答がありません。
よって、ここに私が疑問としていることを順次明らかにし、それに対する統一教会からの回答を求めたいと考え、以下公開質問状と致します。
公開質問状
2014年12月25日
宗教法人世界基督教統一神霊協会
会長 徳野英治様
神山威・日本統一教会名誉会長
第一問、真のお父様と真のお母様について
教会が発表した「『神山威氏の代弁者の批判』に反論する(以下『反論』)」では、私について次のように書いています。
「神山氏は、お父様とお母様を二つに分離しているから、『お母様批判』ができるのです。真のお父様と真のお母様のお二人が一体であるというなら、真のお母様を批判することはできないはずです。」
さらに、ペテロとユダの裏切りの例をあげ、「イエス様の心情を誰よりも理解しているはずの人が不信するのです。同様に神山氏も麗水で一緒に生活しながら、真のお父様の心情を理解することができずに造反しているのです」と、私がお父様の心情を理解できないために、お母様を批判しているように述べています。
私は、1972年からアメリカで御父母様の近くで侍ってきました。その間、お父様に直接侍っておられたお母様を見てきました。それは素晴らしいものでした。特にお父様が、ダンベリーに収監されていた頃のお母様は立派でした。それはお父様も「お母様は、無慈悲な決闘を繰り返すかのような環境の中にいる先生に付いてきながら、よく耐え忍んできました。それがお母様の立派なところです」(1991年11月13日)とほめておられました。
しかし、お母様は変わられました。お父様が何度麗水に呼んでもお母様はほとんど来られず、お父様は「お母様がお父様と一つとなっていない」「お母様がなぜお父様に反対するのか。その理由がわからない」と、何度も麗水の修練所で嘆かれました。このような話は、私だけが聞いたのではなく、当時の海洋修練会に参加していた多くの修練生も聞いています。
2012年1月19日、お父様が、天正宮の訓読会で、「お母様は、お父様とは違う別の道を行っている。お父様の話を聞かず、お母様が『私の言葉を聞きなさい!』とするのは、ルーシェルよりももっと恐ろしい存在だ。そんなお母様に従う者は小鬼だ。こいつら。」と語られ、お母様をお父様の前に立たせ、その後ろに、石ジュンホ、ユンジョンノ、黄善祚、金孝律の4人を立てて、絶対服従を誓う儀式をされたといわれています。
晩年の天正宮の訓読会では、録音することも禁じられていましたので、これは参加した人の記憶に基づいたものですが、麗水でのお父様を見てきた私は、これが真実であると確信しています。あなた方は、お父様が麗水や天正宮でこのように言われたことや儀式をされたことも否定するのでしょうか。
一番良いのは、教会本部が、この日の訓読会の記録を公開することです。また、麗水での記録も、すべて本部が持っていますので、これも公開し、お父様の真実を明らかにすべきだと思います。
最近、お母様は、2014年7月1日、および10月27日、天正宮で次のように語られています。
① 神様の創造は、アダムとエバです。独り娘もいたのです。
② 天が4000年ぶりに探したてた独り子の位置は(イエス様の十字架後も)残りました。お父様の歴史は、イエス様の使命を引き継いだその時、その瞬間が、お父様が独り子となられた資格です。そのことを分からなければなりません。
③ これまでの2000年の歴史は、独り娘を探してこられた歴史です。天は韓民族を通して摂理歴史を6000年間導いてきました。摂理歴史においてアジアの主人は韓王朝です。(私、韓鶴子は)天がご苦労にご苦労を重ねて探し立てられた独り娘です。皆さんは、私に出会って幸運です。
④ 「血統転換」、私は胎中にいる時からそうなのです。(だから)私が生まれた時、サタンが私を殺そうとしました。皆さんはこのことを信じなければなりません。
⑤ 私がこの位置に来るまでは、天の保護圏にありました。私を教育した人は誰もいない。独り子(お父様)が独り娘(お母様)を教育したとは言えません。
しかし、お父様は、「(メシヤは)相対者をどこから得るか。天上から得るんじゃない。堕落の結果地上で失ったんだから、地上で再創造しなければならない」(み旨と世界),あるいは「エバを堕落圏から復帰して再創造し、善の娘として立ったという基準に立てなければなりません。そのようにしなければ、アダムの完成圏が復帰できないのです。」(1992年4月30日、真の父母の絶対価値と氏族的メシアの道)と、お母様を「堕落圏から復帰された」と言われています。
また、「純真無垢な女性を、すべての女性たちの上に立てようとするのですから、先生が独りで教育しなければなりません。」(1994年3月20日、真の父母の絶対価値と氏族的メシアの道)、あるいは、「お母様はお父様について来ます。絶対服従すれば通ずるんです。何故かというと、エバがアダムを主管したのが堕落であるから、このあやまちから復帰されるには、アダムに完全に主管されなければならない。」(1967年6月12日、心情の境) と、お父様がお母様を育て、教育してこられたこと、そしてお母様はお父様に絶対服従しなければならないと言われていました。
この「絶対服従」とは、「『絶対服従』という言葉の意味の中には、自分の意識がありません。意識がある限り、それは従順です。服従には意識がないのです。…神様の前に完全否定していきなさい。マイナスになりなさい、このような意味の服従です。完全にマイナスになれば、一瞬のうちにプラスにぴたっとくっつくのです。それが天地の道理です。」(後天時代の生活信仰)とあるように、神様に「絶対服従」したお父様に、「絶対服従」して一つになりなさいという意味でした。
こういったお父様のみ言から見れば、最近のお母様の言動が、お父様と一つになっているとは思えません。お父様に、絶対服従の基準を立てておられた頃のお母様を知っているものとして、私は、最近のお母様の変心が残念でなりません。多くの教会幹部も、お父様のこういったみ言を何度も聞いてきたはずです。にもかかわらず、なぜ今のお母様が、お父様と一つだと考えているのでしょうか。
つづく
↑少しでも多くの食口に先生の思いが届くように上の写真クリックしてください。
「相対者をどこから得るか。天上から得るんじゃない」 復興集会 動画(1)
「ヨスで、お父様の最期の2年間を見て来ました・・」 復興集会 動画(2)
ただいまコメントを受けつけておりません。
既にLINEに配信されてる方は上記【LINE紹介】タブをクリックして手順に従って友達に紹介ください。