今日の訓読のみ言友の会

生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。

Ⅱ 血と汗と涙の道 (7月12日)

July.12.2015.今日の訓読のみ言    
Ⅱ 血と汗と涙の道 
1976920日 ワシントン大会後ベルベディアに於けるみ言
 先生はどんなに苦労が絶えなくとも、もっと苦労しようと思う。っと誤解され、もっと非難されようとも、それに一言も文句を言わず全て受け、たずさえて霊界へ行こう。そしてひき続いて伝統を立てて行こう。そうすればいずれは、我々のやっていること、我々の真理は勝利を収めるようになる。先生は分かっている。だから先生は霊界にいても、地上にいても働き続ける。 


 先生が生きている間に、統一を成し遂げるかどうかというのは、小さな問題である。仕事は続くのである。そして先生は霊界にいようが、地上にいようが、その中心となっている。先生の思想、先生の戦略、先生の伝統、先生の心情は、問題なく、統一の世界を目指しておる。先生が死んで霊界に行ったとしても、いつでもあんた達に現れてあげる。この地上に、同じ様に伝統を持って、完全な神の国を造るまで、これが先生のやっている一番重要な作戦だ。先生のやっているのは10年先のためではない永遠を基準として作戦を立てているのだ先生が地上にいようが、霊界にいようが、そんなことは問題ではない。


 先生は、霊界の組織、霊界のシステム、霊界の様子を熟知している。あんた達には見えないけれど。あんた達の目の前にはもう新しい天地が開かれようとしている。先生はその時間表をはっきりと知っている。必ず来る。新しい世界新しい生活が必ず開かれる。

          

先生が20代だった時には何もなかった。全く一握りの何ものも持たなかった。そこから基盤を造ってきた。そういう基台の上で皆さんは全て与えられている。だから何故先生以上のことが出来ない筈があろうか。あらゆる確証をもち、あらゆる物質をもち、あらゆる経験が例として与えられているじゃないか。先生は、誰よりも自分自身がここ30年間奴隷のごとくに自分自身を酷使してきた。…考える以上、自分自身を奴隷化してきたのである。しかし神の中においては、自分自身決して奴隷とは思わなかった。それはチャンピオンである。天国のチャンピオンであり、開拓者であると思ってきた。そして霊界におるたくさんの、何千、何百万の奴隷が鎖で繋がれて苦しんでいるのを見てきた。自分のことでは先生はまさに奴隷であった。共産主義の強制収容所でもそうであった。しかし、今や奴隷としてではなく、神の子として、その奴隷以上に惨めな立場を自ら進んで担ったのである。自分のことは誇るな、歴史が明らかにするであろう。

 

神の息子を打ち、神の息子を奴隷としたならば、その結果は非常に大きい。その裁きは大きく、歴史は決して許さないだろう。だから神の息子である、神の娘である、ということをまず分かって、そして奴隷のように仕事をしなければならない。としても落胆することはない。それは最も高潔な神聖な仕事である。自分の心の誇りをもって頑張るべきである。


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