今日の訓読のみ言友の会

生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。

イエス様が罪を70回まで許してやれというのは(11月10日)

イエス様が罪を70回まで許してやれというのは

             

                                   「メシヤと我々」1972423

 

聖書を読めばイエス様はこういうことを言っている。「罪を犯した場合は7回、70回まで罪を許してやれ」。イエス様が罪を70回まで許してやれというのは、サタン圏内にある人をいかなる犠牲を払っても解放する、そういう目的が成されるまで果たせという言葉である。それだけの包容力、それだけの慈悲心を持っているならば実に愛の者に違いない。イエス様はそういうような神の子である。その父親が神様である。だからといって神様は、サタンを許すことはできない。それだけの心を持った神様であるなら、なぜサタンを怨讐視するか? サタンが犯した罪を一挙に許してやればいいじゃないかと思われる。しかしサタンを、神様はいまだに怨讐視する。何の罪を犯したのか? 人間は今まで分からなかったけれど、それは許すことができない。何の罪を犯したか?・・・・・

サタンは人間が罪を犯した場合、神の前に讒訴して自分の所に引っ張ってくる。サタンも罪を犯したならば、サタンが犯したその罪を人が引っ張り出し、神に讒訴した場合には、絶対なる公的な審判官である神はサタン自体を裁かなければならなそういう立場に神様が立つことができるか、立つことができないか、と思ってみた場合に、それは当然、同じ公式によって堂々と立ち得る。サタンがこういう罪を犯したと讒訴し得るその者が今まで歴史的に生まれてこなかった。これが問題である。



 
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