生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。
家庭は天国の模型
み旨にかなった子女指導 第一章 真なる家庭 P.68
さあ、皆さんは子女の立場にいるのですが、どんな運勢を受けるでしょうか? 祖父母と父母の運勢、この二つの運勢を引き継がなければなりません。祖父母はなぜ必要でしょうか? 過去を代表するからです。祖父母は過去の生きた歴史を代表します。次に父母は何でしょうか? 現在を代表するのです。また、その次に子女たちは未来を象徴します。このようにすべて入っています。そこには東西も入っているし、南北も入っています。すべて入っています。全体の中心です、全体の中心。祖父母の中心、父母の中心、子女の中心、神様の中心、全部が真の愛を中心としてできています。分かりますか? 皆さんの家庭を考えるとき、これを考えなければなりません。
だから、おじいさんを愛して、おじいさんを尊敬することは過去をすべて引き継いで過去の世の中を学ぶことです。お父さんからは現在を学ぶのであり、子女を愛することは、子女たちを尊く思うことは未来を学んでいくことなのです。おじいさんを通じて、お母さんとお父さんを通じて何を引き継ぐのか、何の血統を引き継ぐのかと言えば真の愛です。真の愛を引き継ぐのです。おじいさんとおばあさんは年取っているけれども、二人は真の愛で一つになっており、お母さんとお父さんが一つになっているので、私たちもあのようになって未来を引き継ごうというのです。未来を引き継ぐために…。絶対に、真の家庭にならずしては未来を引き継ぐことができないということを知らなければなりません。家庭のこの三つを見るとき、それは宇宙を見るのと同じです。宇宙の愛は神様からの全体歴史、現在と未来を代表した真の家庭にあるのです。真の家庭でおばあさんを愛し、お母さんを愛し、お姉さんを愛するから…。動物世界を見ても雌を愛し、雄を愛し、全部がこのようになるのです。これは何かと言えば、宇宙の愛を学ぶことのできる教科書です。おばあさんがいなければ不安定なのです。おじいさんがいなくても不安定だし、だれがいなくても同じです。このようになってはじめて、そのまま天の国に移っていくのです。真の祖父母を愛し、真の父母を愛し、真の子女、真の家庭、真の国家、真の宇宙を愛した人が天国に行くのです。その模型教科書が家庭です。
さあ、おじいさんはお父さんとお母さんのために死を覚悟して生命を懸けて愛する、これはどんなに幸福ですか? また、お母さんとお父さんは息子、娘のために生命を懸けて愛するというのです。これはどんなに幸福ですか? 皆さんが愛のために死ぬと言いましたが…。孫がおじいさんのために死ぬのが真の愛です。おじいさんは孫のために、父母は子女のために、子女は父母のために、姉は弟のために、弟は姉のために、夫は妻のために、妻は夫のために、おばあさんはおじいさんのために、おじいさんはおばあさんのために愛を中心として生命を捧げようとする、そのような家庭が真の家庭であるという結論が出てきます。(一九八七・四・五、ベルベディア修練所)
今、統一教会の若者たちがこのみ旨を知ったので、おじいさんとおばあさんたちを、養老院へ行っているその人たちをすべて捜してこなければならない時が来ました。そうすれば、その養老院のおじいさんとおばあさんが喜びますか、嫌がりますか? どうですか? (喜びます)。皆さんはどうですか? 皆さん、若い人たちはどうですか? (いいです)。なぜ? 皆さんはもともとは老人を嫌いますが、統一教会の原理を知ったからいいと言うのです。
皆さんのお父さんとお母さんが養老院へ行っていたら絶対不合格者です。「愛を中心としておばあさん、お父さんとお母さん、私、三代が完全に愛で結ばれました。ハレルヤ! 神様、来たりませ」このように祈祷して天国へ行かなければならないのであり、それができなければ行くことができません。
さあ、それでは神様がおじいさんとお父さんと皆さんを見るとき、神様の側にだれが近いでしょうか? (おじいさんです)。そうです。次は? (お父さんです)。その次は? 皆さん。だから、おばあさんとおじいさんの福を引き継ぐことができなければ、お母さんとお父さんの福を引き継ぐことができなければ、復帰されないという事実を知らなければなりません。皆さんだけでは、縦的世界がないために天国と連結されません。四位基台ができないのです。(一九八四・一・一、アメリカ)
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