生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。
神の道を行くべき者の伝統的な道
御旨と世界P.861
先生は、それが分かったんだから、文句なしに、雪が降っても、風が吹いても、季節が変わっても、春が去っても、その季節を忘れて、一心不乱、蕩減復帰の道をむさぼりつつ、開拓していった道が先生の生涯の道である。だから、その生涯を総合して一言で表現すれば、それは悲惨な惨めな生涯だ。誰も同情しないその過去を残している。しかし、神はそれだけは知っている。先生について天に向けて祈ってみた場合には、泣かせる以外にないというんだね。何度も泣かせる。先生はどういうお方かと聞いてみれば、泣かせてくれる。目から、鼻から、口から、涙が、鼻水が、よだれが流れる。三つのその水が流れてくるような痛みを、心中の痛みを感ずるような中を……。それはなぜか。もともと先生はそういう立場に立つべき男じゃないというんだね。キリスト教文化圏が歓迎すれば、七年以内に、先生は30代に世界を統率すべき能力をもっていた。真理をもっていた。その理論をもっていた。今教えるこの理論は今始まったんじゃない。ちゃんとその元を明らかにして、先生はこの道を出たんであって、今そういう基盤を果たして、自分の一生かけて成し得たんだから、これを教えてやるというんだね。空論じゃない。成し得たんだから、教えてやる。成しえない前には話せない。話した場合には、サタンの世界にあなたたち引っ張られていく。
こう見れば日本のメンバー、反省してみましょう。この一点から見て皆今まで、ずーっと先生に従ってやってきた。10年、20年の月日が流れた。その過程において、自分を反省してみた場合に、先生は世界に向けての蕩減の基準を、蕩減の峠を、絶頂を、ヒマラヤよりも高い、歴史にない、誰も越えたことのないこの絶頂を越えるために、よじ登って行く。現実において、日本から世界にロープをかけて上がっている。そこで、全部が苦労しながら足場を求め、爪を石に突き込めて、そして、できれば先生と共に縄を引っ張って、その縄を緩めてやるべきなのに、逆に引っ張ったことがないか?自分を中心としてブツブツ不平を言ったり、批判してどうだこうだ、韓国の先生だからそうだとか何とかいろいろ言う。もしも先生が韓国のことだけを考えたら、どうなっただろう。先生はもう霊界に連れていかれただろう。そういう者は世の中においても無用な者である。蕩減復帰、世界復帰、拡大整理したのちに再び帰ってきて、自分の子供とか、自分の家庭とか、自分の国を考えるようになるのが摂理観から見た神の道を行くべき者の本来の伝統的道なのに、自分を中心として、自分の家庭とか、自分の国とか考える。それを考えるようになった場合には、みんな世界はペチャンコになる。それを考えてみた場合、自分はどういう自分であったか、自分のことをよく知っている。自分で説明しなくてもいいよ。
自分は果たして、神の前に面目を立たせる自分であったか。復帰の世界的開拓の道を先生が先頭きっているのに、自分はどういう基準において先生に向かい合ってきたか。冷静に批判して、今日の位置をはっきりさせないと、あすの勝利の基準は、はっきりした勝利は迎えられません。国家的側面から見た場合に、日本の国がアダム国家に対応するエバ国家の位置にあったとするならば、先生に一瞬の疑い、一瞬のその悩み、一瞬の苦労をかけてはいけないという観念をもたなければならない。堕落したエバによって、歴史的伝統が犯されたことを考えれば、その生涯の全体をかけて、世界を代表して、心情に一点でも傷をつけるような、そういう思いを残させるようなことをしてはいけないという立場に立つのが、エバ国日本の立場である。分かりました? (はい) 。不平を言うな。そういう意味だ。文句言うな。完全否定。伝道してみ旨の最前線に立て。この原則があるから、今の一時において、完成できなかったとしても、未来においては完成できる。理論的保証をすることができる。そう考えてみた場合、君たちどうだ。歴史を延長して完成するのがいいか。先生が生きている時代に完成するほうがいいか。(今です)。そのためには、死に物狂いで力をつけて、それはやらなければならない。今日までの歴史過程において生まれてきた宗教を信ずる者たちは、現代に生まれ変わろうと思ってもできないし、この一時は他のいかなる時代とも、取り換えることのできない価値ある時代だとして霊界で侍っている、臨んでいるということを考えてみた場合、我々はこの時世に、この地上に先生から、正面的にこういう話をされ、教育されながら、成して行くという素晴らしさに対して感謝しなければならない。分かりました? (はい) 。それははっきりしている。
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