今日の訓読のみ言友の会

生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。

神様の摂理から見た南北統一 5-1-4 右翼の使命(12月15日)

Dec.15.2022 今日の訓読のみ言
 

神様の摂理から見た南北統一

第五章 共産主義と頭翼思想

第一節 共産主義の出現と今日の世界




四.右翼の使命

 

 右側は右翼であり、すなわち、民主世界です。(七二―一二九)

 

イエス様が死んで蘇生して再び現れたので、右側の右翼が蘇生できる時になると同時に、左側の左翼が登場するようになりました。この右翼と左翼が、民主世界と共産世界なのです。分かりますか。(はい)。それで筋が通っているのではありませんか。イエス様は父母なので、父母が死んだことを解怨成事することのできる復帰時代になれば、この二組が現れてきてお互いに怨讐であるかのように闘うようになるのです。イエス様は天のための戦いをしながら死んで埋葬されましたが、今は父母が来て、この二つの世界を和解させ、平等な統一を成してこそ地上天国が開くのではなかろうかというのです。

 

 ですから、植えたままに刈り入れることができる世界的な時が、まさにこの時なのです。それでは、右翼という言葉はどこから出発したのでしょうか。右側の強盗から出発したのです。春に種を蒔いたのですが、どれがカラジ(猫じゃらし)の種であるか分かりますか、分かりませんか。分からないでしょう? 

 

 それと同じように、植えるのはイエス様時代に植えましたが、結実は秋になって現れるというのです。秋になれば、ただそのまま現れるのです。必然的にこのような歴史的な環境が世界的に現れるのが、三人の息子のような圏、すなわち不孝の息子、娘たちがもう一度天を中心として一つになってこそ、初めて父母がうれしい顔で生活をすることができ、孝子に祝福を分け与えることができるのです。その時が地上天国の理想世界が開かれる時です。分かりますか。

 

 また、反対していたすべてのことを世界的に蕩減するための時が今なのです。(五七―三三三)

 

 共産党は神様はいないと言い、民主世界は神様はいると言います。民主世界を右翼と言い、共産世界を左翼と言います。イエス様が死ぬ時に、右側の強盗と左側の強盗が植えたので、主が来られる時になれば刈り入れなければなりません。左側の強盗はイエス様に対して、「あなたはキリストではないか。それなら、自分を救い、またわれわれを救ってみよ」(ルカ二三・39)と、どんなに讒訴しましたか。

 

「神様がどこにいるのか。こうやって死ぬのに、神様の息子であるとは何だ」と。イエス様は何も言いませんでした。その時、右側の強盗は、「お互は自分のやった事のむくいを受けているのだから、こうなったのは当然だ。しかし、このかたは何も悪いことをしたのではない」(ルカ二三・41)と、とがめました。

 

 歴史始まって以来、死にいきながらもイエス様の側になった人は右側の強盗のほかにいませんでした。それで、「あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいるであろう」(ルカ二三・43)という言葉を聞くようになり、天国を開門する先鋒になったということを、皆さんは知らなければなりません。

 

 このように見る時、共産世界は左翼です。左側です。事実、その名称は早々とイエス様の時から生じたのです。民主世界は右翼です。右側の強盗と同じように、その右側を指導する国がアメリカです。それならば、アメリカは右側の強盗の使命を成さなければなりません。

 

 共産党が現れて、「神様は死んだ」と言います。それならば、右側の強盗のような民主世界は、神様が厳然と存在することを証して、命をすべて捧げて共産主義と対抗し戦わなければなりません。(六九―一一一)

 

 右側の強盗の責任を成さなければならない民主世界は、今どこに向かって行っていますか。死んだイエス様の恨みを復活の栄光として迎えることのできるキリスト教はどこへ行っていますか。自由世界は自由世界なりに、キリスト教はキリスト教なりに分立されているのです。反対に、サタンの外的世界は一つに合わさっているのです。(五三―三一八)

 

 民主世界が滅ぶとしても最後まで神様をつかんで、イエス様のために、来られる主のために死ぬと決心しなければ、この地上に主が来られても、また死ぬようにするのです。時はすべて成りました。今ここに、主が来られてキリスト教を中心として自由世界を一つにし、悪なる共産世界とイスラム教を殺してなくしてしまうのではなく、それらをすべて包摂するのです。

 

 死ぬとき戦って死んだので、再び来ては世界的な平和の宴を成して歓迎を受けてこそ、初めてこの地上に天国が建設されるのです。(五四―一二七)

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