生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。
第七章 南北統一運動国民連合
第四節 祝福家庭の婦人動員と南北統一運動
二.復帰路程での女性の役割
2 イエス様と女性と動員
今、皆さんはどのような立場にいるのでしょうか。皆さんは、イエス様の時代に責任を果たせなかったものを代わって蕩減復帰しなければならない立場です。イエス様の時代を中心にして見れば、皆さん(女性)はイエス様の姉であり、妹の立場と同じなのです。分かりましたか。そうだというのです。
イエス様が死んだのは、女性が過ったからです。事実がそうでしょう? マリヤがイエス様の新婦を見つけてあげなければならない責任を果たせなかったというのです。マリヤだけでも責任を果たしたならば、ヨセフは死のうが生きようがほっておいて、イエス様に腹中から大方三年ぐらいだけでもしっかりと侍ったならば、問題は違ったはずです。ですから、女性たちは第一に母親の責任を果たせず、第二に新婦の責任を果たせず、第三に僕の責任を果たせませんでした。このような三つの責任を果たせなかったのです。
イエス様が、サマリヤの女性に話したのは何のためでしょうか。サマリヤの女性を僕とみなして、そのようにしたのです。母親を失い、新婦を見つけることができず、僕であるサマリヤの女性のところに行って、水が欲しいと言ったのです。その女性はサマリヤ人ですから、僕ではないですか。僕の中でも、ぼろ切れのような下女だというのです。しかし、この僕も責任を果たせなかったのです。
そのような女性でもイエス様のみ言を聞いて、この道だけが自分の生きるべき道だと思いながら、荷物をまとめてイエス様に従ったなら、どのようになっていたでしょうか。マグダラのマリヤよりも素晴らしかったのではないかというのです。皆さん、それを考えてみましたか。そのようにしたならば、そのサマリヤの女性は、マルタやマリヤ以上の立場に立つようになったはずです。
そのような観点から見る時、イエス様が死ぬようになったのは女性のせいです。その女性は母親、娘、僕という三段階の女性です。堕落したアダムを中心にして見れば、アダムの妻は、はした女(下女)です。エバが堕落して僕になったのです。そのような僕の体を借りて、イエス様は生まれたのです。(三八―六七)
イエス様がなぜ死んだのかといえば、十二使徒が完全に動員できなかったからであり、七十門徒、百二十門徒もまた完全に動員できなかったからです。イエス様の弟子たちは一度も完全な動員をできませんでした。いつも、イエス様と一体的な行動ができなかったので滅びたのです。
このように見る時、我々統一教会の祝福家庭は、自分は満足に果たした何ものもなく生命を頂いたので、統一教会と運命を共にするために、いつも先生と一体的な行動ができる圏内に立たなければならないのです。それで、動員される際に誰が中心かといえば、婦人たちです。ですから、祝福を受けた家庭の妻たちをすべて動員させたのです。(四四―二九四)
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