今日の訓読のみ言友の会

生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。

蕩減が行く道 4 (11月30日)

Nov.30.2016 今日の訓読のみ言

蕩減が行く道 (4)

文鮮明先生み言選集 No18

 

 先生は監獄に入って髪の毛を剃られるとき、神のまえに祈祷したのです。私が願って頭を剃られるのではなく、怨讐の手に引かれ強制されて頭を剃るのですと・・・。

その時、先生の目がどんなに輝いたか知れません。剃り落とされる髪の毛を見ながら、自分が願った幸福を捨て、その上怨讐のまえに頭を剃られることは悲しいことです。

 復帰の事由(じゆう)を連ねてゆく路程において、そのすべての逆境が恨み多いことです。しかし、過ぎる時は恨みがましくとも、過ぎてみればこれをすべて神が私を記憶して下さるので、それにうち()つことができたのです。幾日も拷問を受け、鞭打たれて倒れるその場であっても同じです。私が鞭打たれるのは自分のために打たれるのではなく、民族のために打たれるのであり、自分が流す涙は、この民族の痛みを代身する蕩減の涙であったのです。私はすべての行路(こうろ)において神をだき抱えて身悶え、神の同情を受けるときまでこの蕩減路程の道を行かねばなりませんでした。私独りで、この道を越えてきたのです。

 イエス様もそうだったのです。民族を代身して蕩減復帰の道を行ったその歩みのまえに落ちる涙は、イエス様自身の死の道を案じて流す涙ではなかったのです。民族の死の道を案じる涙であったのです。自身に従った人々が背反して、天上において受けねばならない最後の審判を案じる涙だったのです。

 先生がエルサレムを訪問した時に見たのですが、イエス様がゴルゴダ山頂まで登る途中で倒れた所に立て札が立っているのです。十二回も倒れたその所を見やり「こんな蕩減の道を行かれたのだな」と思ったのです。その場で先生は「暗黒のような二千年前に新しい天的な使命を背負って、砂漠と荒野のようなこのど真ん中を訪ねたイエス様の事情がどれほど切なかったでしょうか? しかし大きく裕福な多くの民族をみな除いて、このように見る影もなく、やせ細ったイスラエル民族を訪ねてこられたことは、民族復帰の恨を一日も早く解こうとされたアボジの事情があったが故であるということを知りました」と祈祷したのです。

 その所を訪問する人は誰もが、イエス様が抱いた事由を深くお慰めしてさしあげる祈祷をしなければならないのです。それでこそ、その場においてサタンは気をもみ、神様は慰められるのです。それでサタンは悲しんで泣き、神は嬉しくて泣くのでなければならないのです。

 アダムが堕落することによって神が慟哭され、サタンもアダムも涙を流したのです。サタンは神に背信して追われて涙を流し、アダムもやはり堕落によって涙を流したのです。それでイエス様も涙を流され、サタンも涙を流し、アダムも涙を流したのです。ですから復帰の峠道では、神とサタンに涙を流させなくては復帰ができないのです。自分自身も涙を流さなければなりません。自分の涙が神を泣かせ、サタンまでも泣かすことができる涙でなければ、これを復帰させることができないのです。これが蕩減路程で必要とする条件物であることを知らねばなりません

 今日皆さんは世界の大きな問題をかけて、天的な使命を背負ってゆくこの先生が行く道がどれほど寂しい道であったかということを知らねばなりません。先生が同情を受けるためにそうだというのではありません。先生は寂しい人間です。多くの人が先生に従うのでそうは見えないかも知れませんが、実は寂しい人間です。誰にも同情を受けることのない寂しい人間なのです。 

 アダムとエバが誰にも同情をされなかったように先生も誰にも同情されない人間です。サタンにも同情されることなく、神のまえにも同情を求めることがありません。同情を求めるなら自分自身の知恵に同情を求め、涙と血の汗と誠精がこもる場において身悶える自身に同情を求める他はありません。このように恨多い道を行く先生であることを皆さんが知らねばなりません。今日も明日もそうでなければならず、またこの民族を越え、世界復帰路程においても、この道を行くということを知らねばなりません。





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