今日の訓読のみ言友の会

生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。

神山先生講演文 (2)

ですから今でもあらゆる方法を使って 、貴いお父様のお言を多くの人達の もとに届けなければいけないと考え「今日の訓読のみ言」と題して毎日ネットで配信しているのです。Facebook を通して、また E-mail アドレスに送っております 。現在約3800名ぐらいの人達 に配信します 。この中に全部が入れてあるのですよ 。(i -pad を手に取られる) たくさんのみ言があります。懐かしいお父様の写真もこのように合わせて配信しております 。この中のみ言を読んでみます。

「天聖経 という言葉は怖い言葉です。第三者がどんなに素晴らしいノ ー ベル賞をいくつも持っている人でもそれに手をつけてはならない」。

「先生が語るその一言のみ言には、数千万の善なる人々が首をしめられ、血を流した祭壇のみ言であるというのです、死刑場で消えていく数千数万の善なる人々に、知らせてあげることのできなかった神様の曲折が葬られているのです。血の涙が絡からまっているというのです」

「その一言のみ言のもとには血涙が漂っており、死のうめき声が自分を催促していることを感じる者であってこそ、歴史的な神様の心情を知ることができ、歴史的な神様の事情を知ることができ、神様が願って探してこられた息子の面目を保つことができるのです」 。
      『天の心情を誰が知っていたか』より抜粋 1960 年 1 月 17 日

「先生がこの世を去る時、贈り物として皆さんに何を残 していくかということを考える時、先生のみ言葉を集めたこの8大教材教本は永遠に残 されるものです。文先生御言葉選集が最高の贈り物です 」
            「天運と聖霊の宿る八大教材・教本」より抜粋
                                                      1989 、 6、 19

お父様のみ言です。 この様なみ言 を毎 日 配信しております 。

お父様が絶えず語られておられたみ言は 、

「絶対信仰、絶対愛、絶対服従」 、 「愛と生命と血統」 、 「血統の重要性」 、「 三大王権 と 四大心情圏 と皇族圏 」 、 「許せ、愛せ、団結せいよ 」 、 「 怨讐を愛せよ 」 、 「 自己否定せよ 」 、 「 真の愛は真の家庭から 」 、 「真の父母の必要性」、「先生のみ言葉を集めたこの8大教材教本 を絶対視せよ 」 「カインの使命」、「 アベルの使命」、「アベルの犠牲」 、 「絶対・性」 、「為に生きる」 。

このようなみ言 を 、皆さんも何度も何度も聞かれたかと思います。そのみ言が誤って理解され、 お父様が繰り返し繰り返し語られた 、 み言が正しく 実践されていない、また無視されている今の現状を私は非常に憂いています 。

今、この、み言が無視さ れていませんか? 真の御父母様そして子女様 、お孫様 、そしてこのメインの中央に流れるその血統に私達が連結されることによってなされる皇族圏が・・・ 。 すでに皆さんもよくご存じと思いますが、今の教会は男のお子様 、 御父母様の直系である男の子女様が皆除外 されています。不自然と思いません?

お父様がどれほど繰り返し、血統の重要性について訴えておられたか 。
そしてその血統の中に神様の息遣いがつながると語られます。それがありますか 。そういうことに対して非常に私は心配しています 。

メシヤ という お方をどのように今の教会の人たちが考えているのか。私 は お父様の近くにあってお父様 を知り、この方はメシヤだと信じてきまた。その私が捉えるメシヤ観と今ある 教会の人達のメシヤ観と違いますか ? 違いますね 。こんな事をいうと教会の方が、何だ !というかも知れません。今 、皆さんの前で読みました。メシヤという方は長い蕩減復帰歴史が生み出した一人の方であり、そして神様が持つ真の愛の全てをそこに注ぎ込み植え付けた一人の方です。

そのお方の使命は何かというと 、まず目に見えないサタンとの戦いが ありそのサタンを自然屈服させなければならないのです 。 アダムエバが堕落したので全てが堕落圏になってしまった、 その堕落圏の中から一人の女性を見出して相対にし、そしてその方と真の家庭をつくることでした 。

私が信ずるメシヤとは絶対主体である神様の前に絶対愛、絶対信仰、絶対服従の基準をたて、 神様の真の愛の全てを相続している方であり、絶対主体圏にたつ神様の長男であり、神様との関係は父子の関係にあると信じています。ですからその方を私は絶対視しなければならないと主張するのです。

しかし、今のお母様そして多くの教会指導者はお父様を相対的価値の存在として見ているのではないでしょうか、 ゆえに真のお父様が築いてきた伝統を変えてしまう、そしてみ言を改竄してしまうのです 。
メシヤの前に絶対愛、絶対信仰、 絶対服従の基準をもって未来の神様が願う地上、天上天国を築かなければならないと信 じているのです。これが私のメシヤ観でありお父様のメシヤ思想だと思うのです。真のお父様から教えられた私の基本的な考え方です。

しかし、今、お父様の位置がないがしろにされている現状を見るとき、私はそれを納得し認める事が出来ません。 お父様を相対的価値の存在として見ると言うことは普通のこの世の指導者と同じように見ていると思うのです。 お父様を相対的価値の存在として見ているので自分の都合のいいようにお父様の伝統を変えみ言を改竄してしまうの です 。そう思いませんか?

絶対主体圏に立っておられるお父様 ~ 再臨のメシヤと信じていたとしたら伝統を変え 、み言を改竄してしまう~、絶対に出来ないことです ・・・ 。 恐ろしい事です神様を敵にしてしまうようなことです。お父様の前に怨讐となってしま う・・・。恐ろしい、恐ろしいことです。
 
お父様のみ言を紹介します 。
「 万民を救援するために地上に来られた、 イエス様の怨讐が誰だったでしょうか?このお方を絶対的な価値の存在としてではなく、相対的な価値の存在として見た人々が、正にイエス様の怨讐でした。それでイエス様は彼らの中に、ご自身の本性と関係を結び「あなたがたの心でありわたしの心」とすることのできる一人の存在が、出てくることを苦待 されたのです。このような一人の存在が現れたなら、イエス様は十字架に逝かれたとしても、この方の愛と理念は地上に立ったのですが、そうはならなかったことがイエス様の辛さであったことを、皆さんは知らねばなりません」 。
        「御国とその義を捜し立てよ 」 1957年10月 13 日 より抜粋

お父様のみ言を拝読します 。
「世界全体がその主体の神の愛の男の前に一つになる。何も反対する者がない。絶対服従する。自分自体はもう存在しない。ただメシヤのため に存在するというようなそういう雰囲気 を世界的に準備しようとするのが、旧 約時代、新約時代の使命だ」 。
                                      (御旨と世界) P.852


私が統一教会 を知ったのは1963年のことでした 。再臨に対して非常に興味と関心を
持っていました。父がそういう運動をしていたので 。メシヤが来るんだ 、再臨主が来るのだ 、「 そういう時期なんだ」と 。そう考えていた時にお父様を知り、み言の内容を聞いたので本当に驚きました。

私が統一教会に伝道された時 、質問した内容がありした 。「神様がいるのだとしたら何故世の中がこんなに悲惨なのか 。それが私には分からない。 もし神がいるというのならどうして世の中がこう惨めなのだ」以前、多くの牧師さんたちに尋ねた内容です 。 私を満足させる 答えがなかったその同じ質問を統一教会行った時 、してみたのです 。「分かりました。お答えいたします」「 ええ え ? 」 いろいろな人に尋ねても答えられないのに一人の女性が 「 はい 、 お答えします 」この人は一体何者だ ! ?」

そしてその方が私にこう聞くのです 。「 あなたは神様 を信じているのですね」「私は神様 を信じているのか、信じていないか、それは、まだ 自分 には分からないけども神様がいないとは私は断言できない。私が今ここにいるのも私の意志で生まれてきたのでない。何か大きな力によって生かされている、動かされているということを否定できない。確かに自分の意志で 自分にナイフを刺したら命はなくなるということはよく分かる。もし死んでしまったら、 自分が生き返ろうとしてもできない。自分が生かされているということは、 何か大きな力と 意志によって動かされ 、生かされていることだと思う 。それが神様とするならば神様はいるかもしれない。いないとは言い切れない」。その人が言うのです。「分かりました 」

「何故 、 世の中 がこうなったのか。 お話しましょう 」と堕落論から話してくれました 。私は初めて聞くような内容でキリスト教会では聞いたことのないような 内容でした。驚きました。そして次にその人が言うのは 「今日、話した内容は氷山の一角ですよ、 まだ語りたい 内容がたくさんあります 」
「 ええ?まだあるんですか」 「 明日来ていただけますか」と言うので、
「 え? 明日も来ていいんですか」 。

私は次の日、約束した時間に合わせて行きました 。その日はメシヤ論の講義でした 。イエス様がメシヤとして来られたのに、その方が十字架につけられてしまったという内容を私に話してくださいました 。私は驚きまた。 「イエス様のこの十字架は人間の不信仰のシンボルです」 と涙を流しながら語ってくださるのです。

幼い子供のころ私の家の屋根にも十字架が掲げられていたので嫌な経験したことがありました 。「 ア ー メン 、 ソ ー メン 、 冷や ソ ー メン 」 (笑) と言っていつもいじめられたのです 。 ア ー メン 、 ソ ー メン 、 冷やソ ー メン って聞いたことあ りますよね 。(笑) そんな日を忘れることできません 。 原理のみ言を聞き終わった時 この身は神様に捧げよう、この運動が始まって数十名しかまだいない。私がやることがまだあるはずだと思い私は身を捧げることを決意して、すぐに飛び出してしまいました。全てを置いて、 仕事も辞めてそのまま飛び出しまた。
 
島根、広島、名古屋、新潟、長野、函館、札幌 に伝道に行きました 。教会を建てるという目標をもって開拓伝道です 。その頃 、各県に教会がない時代でした。1964年のことです 。1964年、 65年、 66年、 67年と。そしてお父様に最初にお会いしたのが開拓地の広島でした 1965年のことです 。 お父様が日本をたずねて下さった時でした。
本当に感動しました、真のお父様にお会いした時は・・・・・。

私の父はキリスト教会の教職者(牧師)としての仕事をしていたので、 私が
統一教会に入教した時大変でした。自分の長男の威(たける)が変な異端宗教におぼれやがってと 。父と宗教論争になり大変でした。父が言うに は、「威が三日間で聞いた内容でお父さんが命をかけて貫いてきた40年の信仰生活を覆すことができるか!」 と怒鳴られ・・・・。 家に 2 ~ 3年帰 ることできませんでした 。 家に入れてもらえませんでした 。

その後、伝道活動に全力投入し、 最初の講義をする為に人の前に立つために準備をしていたにもかかわらず、堕落論の講義がたった 8分間で終わるのです ! 思う存分語ることができない自分に怒りを感ずる日々でした。懸命に学び数年経ち 、本格的な原理講義もできるようになりました。

名古屋に来た時には毎日 原理講義を続けていたので多くの人たちが集いました 。200名 ~ 300名と教会に集まってきました。そこに私は父を招待したのです。
‘お父さん ちょっと来てください ’ と。そして300名の前で話をする私の礼拝を父が後ろの方で聞いてくれたのです。父が驚いたこと・・・・・ 驚いたこと。「 あの威が (笑)  300名の前で、説教を堂々とおこなっている (笑) どうなってるんだ、これは、自分の40年の信仰生活において何人伝道出来たのか・・・」 。

それがきっかけとなって私の父も激しく反対をしていたのですが、み言を聞くようになり、その後、統一教会の仕事をするようになりました。 そして真のお父様を愛し 、御父母様から1978年に既成祝福をうけ、 特別世界巡回師というタイトルをもらっていろいろな 国々を巡回し各教会でみ言を語り 余生を送りました 。 (拍手)
そして 99歳9か月でこの世 を去りました。


私の両親と弟そして長男の正国です 。

これまでの講演文(9/17の講演)は、こちらからご覧ください、順次追記してまいります。
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