今日の訓読のみ言友の会

生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。

「ため」に生きれば天国に行く (11月29日)

                          天聖経 人間の生と霊魂の世界

 

 天国は犠牲になった者が主人となるのです。家庭は氏族のために、氏族は民族のために、民族は国家のために、国家は世界のために、世界は天宙のために、天宙は神様のために犠牲になるのです。結局、目的は神様に到達することです。神様を占領するのです。生命をもったすべての存在の最高理想は、神様の愛を占領することです。それを最高の目標とするというのです。その特権をもっているのが人間です

 

 霊界に行けば、相対を重要視し、全体のために奉仕し、犠牲になった人が高い所に行くのです。それが天国民の共通した性格です。どのような人が高い霊界に行くかといえば、すべてのものを投入して、神様のように投入し、投入して忘れてしまう人です。人類救援のために多くの人々を神側に引き寄せた人が天国に行くのです。天国の国民をどれほどたくさん連結させるかによって、霊界での自らの立場、位置が決定されるのです

 

 

真を求めて行くならば、心は絶対「ため」に生きることができ、体もそうならなければなりません。これが一つになって天地に神様を中心として90度で連結されれば、東西南北、上下、高低どこに行こうが分かります。自動的に霊界が通じます。学ばなくてもみな分かります。文総裁のような人がどのようにして天地の秘密をすべて知ったのでしょうか。その境地に入ると、みな分かるようになります。真の愛を中心として心と体が共鳴する境地にぴたっと入ると、みな見えたというのです。神様も見え、天上世界がすべて見え、歴史が見え、すべて見えます

 

 なぜですか。真の愛を通して関係を結び、因縁を結び、理想的生活をすることのできる環境的要件が、本来、神様の創造理想の原則であったため、その境地に入ると、通じないところがありません。霊界の先祖も、呼べばさっと出てきて、会って何かを尋ねてみることもできるのです。

 

 私たちの本郷は、神様のために存在する者たちだけが入る所であり、「ため」に生まれ、「ため」に生き、「ため」に死んでいった人々が入る所です。これが、私たちの本郷の理想的構造であるがゆえに、神様は本郷に訪ねるようにするために歴史過程に数多くの宗教を立てて訓練させてきたのです。宗教が柔和謙遜にし、犠牲にならなければならないと教える理由は、霊界の法度がそうであるがゆえに、宗教が霊界に帰らなければならない人間たちを地上生活の過程でその霊界にふさわしくなるように訓練せざるを得なかったのです。それゆえに、高次的な宗教であるほどより次元の高い犠牲を強調し、奉仕を強調したのです。それは、普段の生活を通してその世界に一致させようというところに、その原因があるのです。

 

父母というものは、いくら子女に与えても、また別の何かを準備し与えようとするのです。与えたい心が連結されるそのような基盤には、発展があるのです

 

 ため」に生きる人になりなさい。これが、天宙生成、形成の根本なのです。神様も「ため」に存在するのです。「ため」に生きる、より「ため」に生きる、より犠牲になる人が中心者になるのです

 

 天国に行こうとする人は悲惨に生きろ、悲惨に死ね、悲惨に逝けというのです。その言葉が良い言葉ですか、悪い言葉ですか。良いというのです。それなら、死ぬほど出ていって伝道しろという言葉も良い言葉です。他人のために命を捨てろというのです。自分のためにではなく、他の人のために、世界のために、天下のために命を捨てれば、大宇宙の主人として立ててくれるのです

 

統一教会に来るようになれば、「地上で良い生活をしなさい」とは言いません。この上なく貧しく、この上なく苦労して死んで道端に倒れ、犬もかみつかない死骸を残したとしても、その場には花が咲く日が来ることでしょう。そこには、すべての神聖な人々が集まって都をつくることでしょう。統一教会の群れを国のために、世界のためにうんざりするほど苦労をさせて、孝子、忠臣にしてみようというのが先生の考えです。「行かない」と言うならば、足でけ飛ばしてでも現在の悲惨さを、現在の難しさを克服させるのが愛です。永遠に残るものがあるならば、それは公的な苦労です

 

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