今日の訓読のみ言友の会

生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。

愛勝日の宣布の背景(1月29日)

Jan.29.2017 今日の訓読のみ言

愛勝日の宣布の背景


御旨と世界 愛勝日の必要性から抜粋

 

 民族的、世界的な新しい愛の方向を立てることができたので、 「愛勝日」という日を宣布したのです。今までの愛はサタンが支配するものでありましたが、これから神様が愛を主管するのです。「愛勝日」はそれほど偉大な日なのです。分かりますか。分かりますか?

 

 シカゴで開催された「科学の統一に関する国際会議」に参加した彼らは、19831129日にシカゴを発って帰途に就きました。先生は123日韓国に向けて出発したのですが、その時空港で指示したのです。それを聞いた時、それらの学者のうち3分の1はまだ自分の国へ到着してもいませんでしたが、先生が北韓の獄中で12弟子を見つけたのと同じように、信仰をもって韓国まで先生を慕って来た忠実な学者たちでした。

 韓国に来てから何をしたかといえば、共産主義を防御する世界的な宣言をしたのです。彼らがソウルの金浦空港へ着いた時、何のために自分はここに来たのか知らなかったのです。レバレンド・ムーンが、「来なさい」と言ったので来たのであって、何も知らなかったのです。そのような旅行がありますか? 

 学者にとって12月は1番忙しい時です。しかし彼らはやって来ました。それは特別の人から来るようにと言われたことがその動機となったのです。

 

 1983年は、1945年から1985年までの40年荒野路程の最後の3年間の最初の年ですので、それが終わる時に抵抗を受けるようになっているのです

 

 先生は小さなノートを取り出して見せ、「この大会は神からの命令だとここに書いてある。だから必ず成功する」と言いました

補足説明

統一教会の幹部、教授協議会の72人の議長団、韓国の既成教会、韓国政府、韓国の国民そして、東洋と西洋のメンバーが真の御父母様前に絶対信仰、絶対服従、絶対愛で一体となり荒野40年路程を、大会の勝利によって、サタンに讒訴されない荒野40年路程としなければならなかったので大会が計画された2000年前のイエス時代、イエス様とイスラエル民族とが絶対信仰、絶対服従、絶対愛で一つになったとしたら十字架の道はなかった。

 

今回の韓国における勝共大会は、歴史的かつ世界的なものです。これによって共産主義に対する全く新しい方向性が与えられることになったからです。

 

先生は72カ国の学界の指導者を招待しました。世界平和教授協議会の72人の議長団はイエス様の72人の弟子を代表するものでした。彼らは最高の知識人たちであります。国家の首班までも指示することのできる、その国においては最高の立場にある彼らを、「韓国に来てください」と要請しました。何のためなのか理由は説明しませんでした。

 

 12月は誰にとっても忙しく、慌ただしい時です。韓国において、このような大会が12月に開かれるというようなことは、これまで1度もなかったことです。韓国の政府も信じないし、ここにいる統一教会の幹部たちでさえ、「大会はいけません」とみな反対したのです。できると言ったのはたった1人、先生しかいなかったのです。

 

 統一信者が先生に対して信仰を保ち得なかったのです。韓国の幹部たちは、なぜ12月に大会を開催すべきでないかを、あれこれと説明しました。

 

 韓国の既成教会は、レバレンド・ムーンが勝共大会を開催するということを聞いた時、統一教会に反対していた彼らは困ってしまいました。もし反対すれば、人々から「共産主義に賛成するのか」と言われるので、今回ばかりは、レバレンド・ムーンのすることに反対できませんでした。韓国政府も、この12月に大会をするなんて大きな誤りだ、大きな体育館を借りたところで、半分はガラ空きになるだろう、15000名が集まる広場で、1500名か2000名くらいしか集まらなくて、レバレンド・ムーンが面目を失うだろう、と考えていたのでした。しかし大会が予想外に成功したのでショックを受けてしまいました。

 

 北韓の金日成政権を倒して、南北を統一することができるのは、統一教会とレバレンド・ムーンだけだと国民は知っていましたが、それを示すことになりました。

 

 光州は、勝共大会の開かれた最後の8番目の都市です。これがサタンにとっては、先生を攻撃する最後のチャンスです。サタンは何とかして先生が韓国で成功するのを阻止しようと必死でしたが、既に先生は、勝利を確保するすべての条件を立ててしまっていました。

 

 今大会で重要なことは、地上の真の父母を中心として国家的運勢、すなわちイエス様が国家基準において勝利できる基盤を韓国の地で、先生の時代になしたということです。国家的次元で大会をする時に、先生夫妻はいつもそろって壇上に上がりまりした。

 さらにまた、この大会の準備を東洋と西洋のメンバーが一つとなってやったのです。大会参加者も、72カ国の代表を含め、国際的でありました。この大会は完全に大勝利を得たのです。

 先生の時代において今はどういう時かというと、国家的基準を72カ国合わせることのできる、イエス様の時代に成し得なかったことを成したのです。それは何を意味するかといえば、世界的勝利に向けて進むことができるのです。19831218日は意義ある歴史的な日となりました。先生は皆さんに、1218日がどのような日であるか祈祷して、答えを先生に報告しなさいと指示したことがありますね。それはどういうことか分かりますか。

 1218日は、先生がこの地上において忘れることのできない日なのです。人間世界の先生に対する背信を中心としても忘れることのできない日です。先生が監獄から出てきて、第二の出発基地に向かった時、信じていたすべての人々から背信された忘れることのできない日です。しかし、今は、世界の代表たちが私を信じて、すべての国民が歓迎する中で、統一教会が一つとなって、また勝共連合やあらゆる環境のすべての人たちも完全に一つとなって、この大会を支援して、共産主義に対する闘いに献身することを先生夫妻の前に誓ったのです。これはちょうど、2000年前にイエス様が弟子たちと共にローマへ行き、「世界のために神のみ旨に従いなさい」と宣布したことに匹敵するものです。

 

 先生が、「韓国に行って勝共大会を開催したい」と通知したところ、すぐに許可してくれました。このことは、ちょうどイエス様がローマの元老院に行って、元老院の支援を受けて全世界にキリスト教文化圏を宣布したことに匹敵する内容で、「私は地上天国を建設します」と宣言したのに対し、元老たちが「もちろん、どうぞそのお仕事を進めてください」と答えたようなものです。

補足説明  統一教会幹部が真の父母の前に絶対信仰を立てることができなかった。不信する立場に立ったことにより、サタンから讒訴される立場にたってしまった。

 

 

 サタンは何とかして先生が韓国で成功するのを阻止しようと必死でしたが、既に先生は、勝利を確保するすべての条件を立ててしまっていました

 

 そこで、サタンは仕方なく先生の一番愛する息子を選んだのです。先生の生涯を通して、犠牲になったのはいつも二番目の息子や娘でした。2000年前、イエス様が十字架で亡くなりましたが、復活によって新しい霊界の城門が開きました。同様に、神は生命を捧げた興進様を復活させるでしょう。

 

 興進様は統一教会に対するすべての責めを負って犠牲になったのです。これによって、他の者がそれらの責めから解放されました。その恩恵は、我々統一教会の者ばかりでなく、自由世界と共産世界の人々にも及びます。ですからすべての人々は興進様を愛さなければなりません。自分の生命を犠牲にして愛というタイトルを全世界の人々に残したので、皆さんも世界を愛することができるのです。

 興進様は先生の身代わりとなって行きましたので、皆さんが興進様を愛するその愛は、先生に対する愛となって表さなければなりません。分かりますか? 今まで霊界は、真の父母に連結する道がありませんでしたが、興進様が霊界の代表となられたので、今や、興進様を愛するすべての霊界が直接に先生に連結することができます。また興進様は、統一教会のために行かれましたので、統一教会にも連結することができます。

 

 興進様は命を懸けて、自分の仲間を愛するという模範を示しました。また、自分の父が世界のために生き続けることができるようにと願って行きました。霊界にいる人々は、興進様を愛することによって、地上にいる真の父母と連結することができます。ですから、彼が霊界へ行ったことは、霊界にとっては大きな喜びです。彼が霊界のメシヤとしてやって来たからです。興進様は、統一教会のための殉教の模範を示しました。それゆえ、統一教会のメンバーは、興進様をますます愛するでしょう。彼は霊界と地上界の両方から愛されるのです。

 

 では真の父母はどうすれば良いのか、これが問題なのです。神の愛を歓迎し、地上の愛を歓迎する意味において、自分の息子を祭物として捧げたことを栄光と思い、誇りと思わなければなりません

 

この期間は、死んだ息子を側において、結婚式をする時以上の喜びの心情をもって神様を愛するという、心情圏を勝利せずしては越えることができないのです。それで先生は、興進様の葬儀の間は一滴の涙も流しませんでした。

 

 先生はあくまで神の摂理を中心として考え、行動します。それで病院で「統一式」を行いました。そして、この愛の勝利のゆえに、真の父母は本当に誇らしく思っていること、また、全霊界と地上界がそのために真の父母をたたえるであろうことを、神様に誓いました。この時、神様が見ても誇れる父母となり、霊界の先祖たちや、天使世界や聖徒、聖人すべてが誇ることができ、また地上世界の人々も、「なるほど、死亡圏を除去することのできる愛の権限をもっている方に間違いない」と、頭を下げることのできる勝利をしたのです。

 

 「愛勝日」とは、興進様の犠牲によって、真の父母が新しい基準に到達し、今後、その基準の上に前進して行くことを宣言した日です。分かりましたか? それゆえ、先生は、お母様に対して、「涙を見せてはいけない。今は涙を流す時ではない。神様と人類にとって栄光の時なのだから……。私的な場所では母親として涙を流しても構わないが、特に葬儀の時間は、公的場であるから涙を見せないように……」と言ったのです。そのような時間があったことを知っていなければなりません。それゆえ、民族的、世界的な新しい愛の方向を立てることができたので、「愛勝日」という日を宣布したのです。

 

 今回の出来事によって、飛躍するのです。そのようにして偉大な世界統一教会に成長するのです。我々がこれから行く世界は、真の父母の大勝利の橋頭堡(きょうとうほ)を中心として、最高の最大の条件を立てる時代なのです。皆さんが自らの命よりも、もっと先生を愛する限り、もはやサタンはどこからも侵犯できないのです。それは興進様が皆さんの代身となって行かれたからです。ですから、何よりも真の父母を愛することによって、皆さんはサタンに打ち勝つことができるのです。今までの愛はサタンが支配するものでありましたが、これから神様が愛を主管するのです。「愛勝日」はそれほど偉大な日なのです。分かりますか。分かりますか?


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