生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。
第七章 南北統一運動国民連合
第四節 祝福家庭の婦人動員と南北統一運動
二.復帰路程での女性の役割
4 祝福は国のためのもの
統一教会において、結婚の目的はどこにあるでしょうか。結婚は何のためにするのでしょうか。国のためにするのです。(七五―二八四)
現在、我々が置かれている立場が、どれくらい重大なものかということを知らなければなりません。天が苦労されながら今まで来たのは、家庭を求めるためであったし、そのために統一家の家庭をつくったので、この家庭が行くべき道は、国を求めるための歩みであることを知らなければなりません。分かりましたか。(はい)。このことのために、三千里津々浦々に旗を立てて募兵運動をする期間が、我々の三年伝道期間であることを知らなければなりません。(五〇―二五三)
祝福を受けた家庭は、今後、国家に責任をもって進まなければなりません。個人の願いは家庭であり、家庭の願いは国家だということを知らなければなりません。
国を求めるためには、自分の夫も、自分の妻も、自分の子供も犠牲にしなければなりません。祝福家庭は国を愛する心が自分の子供を愛するよりも、夫を愛するよりも、妻を愛するよりもより大きくなければなりません。劣ってはならないのです。それは分かりますね? あなた方の子供ばかりが大事だと考えていてはならないのです。もし国がなくなれば、サタンがその子をほうり出してしまうかもしれないというのです。(五四―二二六)
事情を超えて同情するのもいいです。けれども、国が栄えてこそ、同情ができるのです。分かりましたか。国が滅びるかもしれない立場に立っているのに、私が皆さんをどれくらい幸せに暮らせるようにできるというのでしょうか。(六九―二三〇)
我々統一教会の信者をじっくりと見れば、とても平安ですね。しかし、そのようになってはいないというのです。来られる主と共に、個人的に、家庭的に、氏族的に、民族的に、国家的に歩調を合わせて、世界へと行くことのできる道を開拓しなければならないのです。それがイエス様当時の行くべき道ではなかったでしょうか! 統一教会に入ってきた皆さんもそうです。教会を愛さなければならないのです。どれくらい愛さなければならないでしょうか。イエス様の親戚とイエス様の一門以上に愛さなければなりません。分かりましたか、何の話か。そのようにしなくては天国に行けないのです。
この教会が、自分の思いを遂げるためにあると考えてはならないのです。この教会は国を救うためにあるのです。統一教会のために皆さんを伝道に送るのでは絶対にありません。国のために伝道に送るのです。国が神様のみ旨の前に立てば、その時は国を救おうとするのではなく、世界を救うために行かなければならないのです。世界のために犠牲になる国を求めようとするのです。皆さんがそのことを知らなければなりません。(五〇―七六)
夫婦同士楽しく生きるのもいいですが、その中心思想は何にならなければならないでしょうか。国のために……。自分がよく食べて幸せに暮らすからといって、喜ぶことはできません。国が喜ぶことのできるその日を迎える前に我々が喜んだとしても、その喜びはサタンに審判され得る喜びなのです。そのうれしいことが、かえって神様の前に恨みになるかもしれず、歴史的過程において嘆息の条件として残るかもしれないのであって、うれしく、幸福で楽しいものにはならないのです。国を求めてから、神様が保護されるその国の中で、その家庭と、その氏族と、その民族が一遍に喜ぶことができなければなりません。個人が喜び、家庭が喜び、氏族が喜び、民族が喜び、国家が喜ぶ、一時にすべて、平面的に喜べる圏を備えるその場が地上の天国となるのです。そのことを知らなければなりません。その時まで、我々は休もうとしても休むことができず、喜ぼうとしても喜ぶことができないのです。喜んだとしても、国を求めることができなければサタンに迫害を受けるのであり、犠牲を被るのです。(五六―二八二)
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