今日の訓読のみ言友の会

生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。

神様の摂理から見た南北統一 7-4-3 二次動員の役事 1二次動員の意義(3月16日)

Mar.16.2023 今日の訓読のみ言

神様の摂理から見た南北統一 

第七章 南北統一運動国民連合
第四節 祝福家庭の婦人動員と南北統一運動


三.二次動員の役事

 

1 二次動員の意義

 

 今は第二次開拓路程です。ですから、家庭を中心にして進むのです。今が重要な時です。いつも二番目が問題となるのです。ここで皆さんは国をより多く愛するのか、家庭をより多く愛するのか、という試験台に上がるのです。自分の子供や夫をより多く愛するのか、み旨をもっと愛するのかという試験台に上がるのです。

 

 人間は、自分に近い立場を愛したので堕落したのです。自分を敬おうとしたので堕落したのです。国を敬い、み旨を敬う立場に立ったなら堕落しなかったはずのに、自分を第一とする立場に立ったので堕落したのです。よって、皆さんはここにおいて自分と自分の一切の家庭環境を否定して、立つことができなければなりません。そのようにしてこそ、アダムとエバを中心にして伝わった堕落の血統的な因縁を完全に清算することができ、神様を中心にした新しい次元の立場に生まれ変わることのできる基盤が築かれるのです。

 

 皆さんは、寝ても覚めても、ご飯を食べても夫と子供たちを思い出すことでしょう。目を閉じさえすれば、お乳を上げて残してきた子供の姿がちらつくのです。夫が朝から晩まで話していたことが、耳もとでぐるぐる回るのです。あるいは、夢にも現れることでしょう。「なぜ私を捨てて寂しい所に行っているのか、私は寂しい」という姿が、夢の中で見えるのです。

 

 皆さんはそのような環境がぶつかってきたとしても、あるいは、そのような環境に追われたとしても、断固として国とみ旨のために、そのすべてものに勝っていかなければなりません。エデンの園で女性がみ旨に従えなかったことによって天国を破綻させてしまったので、皆さんがみ旨を尊重することによって天国を創建しなければなりません。天国を創建する際に、先頭的責任を果たすべき女性の高貴さを決定できる時が、まさしく今回の動員期間であることを知らなければなりません。

 

 一九七〇年度において、祝福家庭の主婦が動員された原因がどこにあるのでしょうか。イエス様が三年路程を行く途中で、女性をしてみ旨を成し遂げることができずに民族を失ってしまい、国家を失ってしまいました。ですから女性たる皆さんは、イエス様の三年公生涯路程の恨を解くために、三年路程を満たしながら、彼が失ってしまった民族と国家を取り戻し、世界まで取り戻してさしあげられる基盤を準備しなければなりません。

 

 そのようにして初めて、イエス様が願い、待ち焦がれた新婦の基準を立てる立場に立つのです。そのようになって初めて、自由奔放な場所で解放を謳歌することができ、天国を中心にした平面的な基準の前に、新しい家庭の出発を見ることができるのです。これは原理的です。それゆえ、一九七二年度まで三年間、開拓の道を行かなければならないのです。

 

 今この時は、先生が北韓で三年間牢獄生活をしたのと同じ期間です。先生は牢獄生活をしましたが、皆さんは牢獄生活ではありません。皆さんは自由な南韓の地で、先生が北韓の地で二年十カ月間、牢獄生活をしたのと同じ道を行くのです。この期間は、天が祝福してあげることのできるキリスト教とキリスト教の女性が先生を敬い尊ぶことができなかったので、先生が受難の路程を行かなければならなかったことを、全部もう一度解いて越えることができる重要な時期なのです。このことを知って、み旨を中心として、国のためにあらゆる精誠を尽くす皆さんとならなければなりません。(三六―一五三)

 

 イエス様が三年期間において、その氏族的な家庭を一つにしてユダヤ教を抱けなかった恨みを解いてあげなければならないのです。

 

 では、その恨みを解けなかったのは誰のせいでしょうか。女性のせいです。新婦がいなかったというのです。そうでしょう? 個人的な新婦、家庭的な新婦、氏族的な新婦です。このような恨みを解いてさしあげることができなかったので、これを再度蕩減復帰するためには、統一教会で個人的な、家庭的な、氏族的な恨みを解いてさしあげる女性の使命を果たさなければなりません。これが三年間、千二百名を動員したことの意味です。何の話か分かりますか? (はい)。(五八一四一)

 

 一九七一年を期して祝福家庭の婦人を動員したのは、とても大きな意義があるということを皆さんは知らなければなりません。この動員自体だけを見れば、家庭の破綻であり現実の否定です。現実的には損害です。すべてのことにマイナスをもたらすように見えるのです。

 

 しかしながら、これを否定することができる動機が何でしょうか。これは過去のための否定ではなく、未来のための否定です。現実に残されるものは、徹頭徹尾未来の内容が現実に錨を下ろすからです。この現実は未来の基盤の上に立つのです。それゆえ、大韓民国が現実とともに滅びる恨があったとしても、未来のための錨をもっており、未来の基盤上に立っている統一教団は滅びません。(四二―一九五)

 

 三千万の民衆が寝入っているこの地上に、主人がいないこの荒漠とした砂漠のような三千里半島の上に砂漠の台風が吹いてくれば、すべての沃土が一時に砂の山と変わってしまうことでしょう。この国がこのような危険千万な立場に置かれているという事実を知っている我々は、この国のために統一教会をそっくりそのまま犠牲にするのです。ですから、これが善ですか、悪ですか。(善です)。ひたすらあなたの生命を捧げなさいというのです。死ぬまで忠誠を尽くしなさいというのです。

 

 人間にとって最も貴重なものは何ですか。生命と愛です。ですから、自分の生命よりも国をもっと愛し、自分の子供よりも国をもっと愛しなさいというのです。そのような国を切り離すという天法はないというのです。それほど愛する人がたったの一人でも、そのような家庭がたった一家庭でもあれば、この大韓民国がどんなに共産党の脅威を受けていたとしても、神様は共産党が来る道をふさいでくれるというのです。

 

 このような危機一髪の国内およびアジアの情勢について見るとき、我々が一線で血と涙を流しても、今後この民族にぶつかってくる悲惨な歴史を防ぐ祭物になろうというのです。この民族のために犠牲になろうというのです。そこで今、統一教会の祝福家庭の婦人たちを動員したのです。先生が皆さんと何の怨讐ですか。いつかはよく暮らしなさいと祝福してあげて、今ではほそぼそと生活しているのを足でぽんとけ飛ばして行けというのですから、これは馬どろぼうの中でもこのような馬どろぼうはいないというのです。馬どろぼうの王だというのです。しかし、そのような先生に不平を言う統一教会の教会員は、おそらく一人もいないでしょう。(三八―二六七)

 

 先生が家庭を動員する時、「まさか先生がそのようにするわけがない。四十日伝道期間にも黙っていらしたのに今回にはこうだろう」と言う人がいるでしょう。四十日伝道期間はぐずぐずして過ぎ去りましたが、この三年期間は行かなければなりません。外れるところがないというのです。他の人はみな出たのに一人で残って事業をするという人は、死んだほうがましでしょう。生きられません。またあとで出た人は月収、日収をすべて埋めて戻らなければなりません。そうでなければいけないのです。その道はどうせ行かなければならない道です。行かない人は先生と何の関係もありません。

 

 それで、皆さんを出動させるのは何のためですか。み旨を成さなければならないのが我々の運命だからです。み旨のためにすれば善の先祖となり、善の家庭となり、万代に誇れる夫婦の因縁をもつことができるのです。天道に従って行く時は、その国とその義のために行くべきであり、自分個人の欲望と私的な幸福を夢見て行ってはいけません。共産党が滅びるように、「お前のものは私のもので、私のものは私のもの」ではありません。統一教会式では、「私のものはお前のものでお前のものは神様のものだ」と言うのです。完全に違います。私のものはお前のもので、お前のものは誰のものですか。結論は神様のものだというのです。共産党式はお前のものは私のもの、私のものは私のものというのに、統一教会式は私の代わりに神様が入っていくのです。共産党式は自己が入るのです。(三七―二六八)

 

 み旨から見た時、神様を中心として母子協助を成すためには、父娘協助と夫婦協助が成され、次に母子協助が成されるのです。これが原則です。分かりますか。ですが、神様は逆に摂理してこられるのです。父親と母親の関係がないのに、母子関係があります。夫婦協助がある前に母子協助があり得ると思いますか。聖書を見てみると、今まで母子協助だけしてこられました。異常でしょう? 逆にしてきたというのです。

 

 夫婦協助過程を経なければ発展することができないのです。母子関係は父親がなくても現れますか。母子協助がある前に夫婦協助の基盤がどこにあったのですか。夫婦協助がある前に神様を中心とした父娘協助がどこにあったのですか。神様を中心とした父娘協助、夫婦協助の過程を経て母子協助が現れてこなければならないのに、今は母子協助しか成されていません。

 

 父娘協助、夫婦協助は、統一教会の家庭婦人たちを立ててしようというのです。分かりますか。おばさんたちをなぜ死の境地に送り出さなければならないのか。今までの母子協助の基準を蕩減しようとすれば、その道を行かなければなりません。したがって、母子協助の基準を結び、夫婦協助の基準を結び、父母協助の基準を結ばなければなりません。(三七―二六五)

 

 女性もすべて軍隊以上にならなければなりません。それが天が願う原則的な基準であることを皆さんは知らなければなりません。こういう伝統を残すために祝福家庭が先頭に立ったのです。今回祝福家庭を立てることによって、私の気持ちがどれだけよいか分かりません。この祝福家庭は、以前には見ただけでも吐き気がして、連れて歩きながらご飯を食べさせることを考えただけでも気分が悪かったというのです。「あのかわいそうな者たち、私が何か上げたものがあったか、何かあればもっと上げなくては」としなければならないのに……。その結果がないのです。今まで統一教会の祝福家庭が責任を果たせなかったために、霊界を通して外部の霊通者が、これではすべて滅びてしまうと先生にどれだけ訴えてきたか……。しかし、その方案があるので、その時にすべて処理するつもりです。すべて腐って使えなくなれば切ってしまうのです。今は手術する時ではないのです。その拍子にぴったりと合う時が、一九七〇年から七二年までの三年間です。この期間にすべてが引っ掛かってくるのです。そのような起点に追い込むために、今回、婦人たちを動員したのです。皆さんの中で、婦人たちを動員するといって気分悪く思う人たちがいるなら、地をたたいて、痛哭しながら悔い改めなければなりません。(三八―一二六)

 

 千二百名が伝道に出る時、先生が命令したことが何でしたか。「皆さんが伝道しに行くのは、信じていない人のために行くのではない。既成教会のために伝道しに行くのだ。失ったイスラエルを探すために行くのだ。三年間精誠を込めなさい。牧師に精誠を込めて、彼らが我々を見習うようにしてみなさい」と言いました。彼らが統一教会の原理の中で、「再臨論一つははっきりしないが、その他のものは全部よい」と言えば、てっぺんからすべて統一させることができるのです。そのようなみ業を上下から作戦して進むのです。

 

 では、今がどのような時なのかというと、すなわち、このような時に処しているのです。分かりますか? (はい)。既成教会はイスラエル国家においてユダヤ教と同じ立場です。したがって大韓民国は神様のみ旨の中でその方向に向かわなければいけません。そうなれば、民主世界圏とキリスト教圏が自然に連結できる基準となるのです。これが一つになる日には共産世界は崩れるのです。(五八一四二)

 

 千二百名の祝福家庭の婦人たちを動員したのは、民族よりもキリスト教のために動員したのです。門前で手荒く扱われたでしょう。しかし、乞食よりもよいというのです。彼らの先祖の中で乞食がいたならば、その乞食についた少しの善までも我々が全部世話をしなければならない責任があるので、門前で乞食以上の扱いを受けなさいというのです。そのように彼らが三回以上打つ日には、彼らが折れて出ていきます。(五六―一一〇)

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