生涯、真の父母様に侍り、天の摂理とみ旨のために歩まれた神山威先生が、2016年12月12日に聖和されました。「毎日わずかな時間でもいいので、み言を訓読してください」という先生の遺志を受け継ぎ、これまで通りみ言を配信してまいります。
日本統一教会の声明文に対する反論
統一教会のホームページに、「神山威氏へ、誠意のない対応はやめてください!」という、教会成長研究院、院長・阿部美樹、副院長・太田朝久両名の声明文が出たことを知りました。
http://trueparents.jp/?page_id=1532
私は、「教会成長研究院」が何をするところか知りませんし、阿部、太田両氏にも面識がありませんが、教会のホームページに掲載されているのですから、教会の正式な見解と受け取ります。
そこで、次回の「公開質問状」(第二問)の前に、「今日の訓読のみ言友の会」のブログの場を借りて、これに対する私の反論を書いておきたいと思います。
私の12月15日付の「公開質問状の呼びかけ」に対し、教会側が19日、回答文(阿部美樹、太田朝久名)を電子メールで送ったようですが、それが私のジャンクメール(迷惑メール)に入ったため気付きませんでした。見知らぬメールは自動的にジャンクメールに入るようです。73歳の高齢になり、PCに不慣れとはいえ、失礼しました。それにしても、簡単な行き違いを、鬼の首でも取ったように、「誠意のない対応はやめてください!」とは、若干宗教人としての品性に欠けるのではないでしょうか。ぜひ、私の公開質問状に、「誠意をもって」対応してくだされば幸いです。
その回答文では、「公開討論会」を拒否しています。結局、両氏の回答文を「読んでも、読まなくても」公開質問状にするしか方法がなかったようです。
私の公開質問状を読んだ教会本部は、その質問状に堂々と回答するのではなく、「『世界公文』に反する神山」といった具合に、世界公文を金科玉条のようにして、私を弾劾しているだけなのには驚きました。その本部の声明文を読んだ、ブログ村の多くの人たちも違和感を持っているようです。
本来の世界公文は、お父様の直接主管のもとにあり、権威のあるものでした。しかし、いつの頃からか、世界公文は教会指導部の意のままにならない人を追及するための道具となり、本部の権威を自ら失墜させていきました。
私もある公文に疑問を抱き、麗水で直接お父様にお伺いしたことがあります。
その日本語の公文「国家メシア事務局、関係団体、責任者様へ」(2011年5月13日)には、ラスベガスの修練会に参加する人は、必ず黄善祚(ファン・ソンジョ)天宙平和連合会長の「誓約書」を読んでくるようにとありました。その内容は、文国進・財団理事長に対する忠誠誓約書でした。また、黄善祚は「海洋摂理とリゾート事業の実務に関与しない」とありました。
ところが、2011年6月21日から始まる「第58次世界海洋指導者40日修練会」の案内文について、お父様は、黄善祚会長の名前で出せと指示されました。つまり、麗水・海洋摂理の責任者は、依然として黄善祚会長だったのです。その場には、文亨進世界会長もおられました。にもかかわらず、翌日の教会の公文には、麗水の責任者は、金フィス氏とありました。
現場の混乱を案じた私は、お父様に「この公文は正しいのでしょうか」とお聞きすると、お父様は「これは私の指示でも意見でもない」と明白に否定され、清海ガーデンの組織図にある「院長・金フィス」の名前にX印を付けられました。
誓約書のある公文にも、大きく✕印を付けられ、「認めない」と書かれ、「文鮮明」とサインをされました。また、修練会の案内文には、黄善祚会長の名前を大きく囲み、「絶対責任、任命する」と書かれ、「文鮮明」とサインされました。
そして、お父様は、私に「(黄会長の)誓約書は無効だと国進と各教会責任者に伝えるように」と指示されましたので、すぐに宣教本部に送りました。ところが、本部は、黄善祚会長の誓約書は公開したにもかかわらず、お父様の指示は無視したのです。ですから、私は、簡単には公文を信じる気にはなれません。
さて、以下、私に対する「日本統一教会の声明文」に対し、反論したいと思います。
1、「神山氏は、今でも統一教会の信者であり、教会の名誉会長との肩書を名乗りたいならば、9月17日付『世界公文』で指摘されている点に対し、自らの立場を明確にすべきです。」
お父様は、「世界基督教統一神霊協会の使命が終わることによって、宗教の使命は終わり、救いを必要としない、人類史上初めて宗教を必要としない新時代に入るのです。家庭連合は家庭を理想家庭にすることによって、神様の創造理想を復帰完成して天的理想世界を立てるものです。」(天聖経、成約人への道)と言われ、実際に、1996年7月、お父様は「世界平和統一家庭連合」を創立されました。
韓国は、その後、「世界平和統一家庭連合」から一時「統一教」となったり、右往左往したようですが、今は再び「世界平和統一家庭連合」となりました。あなた方が振りかざすこの「世界公文」も、「世界平和統一家庭連合 世界本部」から出されています。
なのになぜ、日本は「世界基督教統一神霊協会」にしがみついているのですか?お父様の指示を無視しているのではないでしょうか。
私は、お父様のみ言を守りたいとは思いますが、統一教会信者である必要はありません。ですから、あなた方が私を除名したければそうしてください。なお「名誉会長」の肩書は、1993年2月25日、お父様から久保木会長と私の二人に、直接与えられたものですので、誰も剥奪できません。
2、「2010年7月16日、ボート会議で、お父様は神山氏に対して『なぜ顕進の方へ行くのか。ちゃんと先生につながらないといけない』と明確に語られた。2011年2月4日、愛勝日記念式で、真のお父様は『神山の話を聞いてはいけない』と語られながら、『私(神山氏)の話よりも先生(真のお父様)の話を聞きなさい!』と、全体の参加者の前で神山氏が宣言するようにし、最後の瞬間まで真のお父様は神山氏が心情的に、実体的に真の父母様の懐に帰って来ることを願われた。」
私は、そのボート会議の後に麗水人事となり、お父様の指導の下、海洋40日修練会の講師になりました。お父様は、麗水をムーンビレッジ(文村)にしようと考え、すべての文家の人々を麗水に集めておられました。私もその一員として呼ばれたのだと思います。その後、お父様が聖和されるまでの2年余、私は「ちゃんと先生につながって」いたと確信を持っています。あなた方はどうですか?
2011年の愛勝日で、「私の話を聞かないで真のお父様の話を聞きなさい」と宣言したのは事実ですが、お父様を尊敬し、そのみ言に従うものとしてそうするのが当然ではないでしょうか。あなた方教会幹部は、「真のお父様の話より私の話を聞きなさい」と宣言するのですか? ちなみに私は、その愛勝日の後も、お父様の指示で、お父様が聖和されるまでの2年間、麗水で海洋修練会の講師として活動しました。残念ながら、お父様の聖和後、お母様の指示で海洋修練会は中止されてしまいました。
「神山の話を聞くな」と言われたお父様が、私に講師をさせたのです。そしてお父様は、私の講義内容もよくご存知でした。私の麗水での2年間は、「心情的にも実体的にも真の父母様の懐に」あったと感じています。
お父様の遺言であるみ言を、お父様の命令に反して改ざんしているあなた方は、「心情的にも実体的にも真の父母様の懐に」あるという実感がありますか?
3、「世界公文にも応えないままで(の)公開討論など無意味です。本部はすでに『公式見解』を示しているので、それに不満ならば、神山氏サイドも反論を提示すれば良いと考えます。」
「公開討論など無意味」とのことですので、「公開質問状」という形で、「反論」を提示したいと思いますので、ぜひお父様のみ言に基づいて「回答」してください。
4、「真のお父様は、真の子女様であっても、み旨を妨げる者を『爆破者』と厳しく戒められました。このまま突き進んだ場合、神山氏自身が、み旨に対する大きな『爆破者』になりかねない、実に残念な事態です。」
その「爆破者」と書いてある、2010年6月5日の宣布文が、統一教会のホームページから削除されているのはなぜでしょうか?そこには、「代身者相続者は文亨進である。その他の人は異端者であり爆破者である。」と書いてあります。その文亨進様を追い出した教会こそ、「異端者であり、爆破者」なのではないでしょうか?「み旨」とは何かについても、ぜひ討論しましょう。
文亨進様についてですが、現在、彼がアメリカで行っている礼拝は、インターネットでアクセスすれば、誰でも見ることができます。私も時々見ていますが、残念ながら、それはお父様の訓読家庭礼拝とは大きく違った方向へ行っているようです。
https://www.youtube.com/watch?v=QAEGeP4cyuY
また、私は顕進様にも何度もお会いし、その訓読家庭礼拝にも参加しましたし、直接お話をしました。その結果、私は顕進様がお父様のみ旨を受け継いでおられると考えていますが、なぜそう考えているのかは、公開質問状の中で明らかにしたいと思います。
名誉会長・神山威
2015年1月1日
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